地味だが堅実な性能アップ
撮影機能に関しても進化している。画素数は従来機と同様だが、オートフォーカス性能が向上し、動体予測の精度（時速18km：子供が全速力で向かってくる程度の速さの被写体をバストアップで捉える場合などに顕著）や、望遠／マクロ撮影時の合焦スピードが改善した。また、ダイナミックレンジオプティマイザーの効果アップや、ホワイトバランスの改善（曇りの際の青みを改善）など、失敗写真を減らす画像処理性能も強化されている。全機種にボディー内手ぶれ補正とHDMI端子を装備するのも特徴。
背面液晶ディスプレーの可動範囲も向上した
α380と330の液晶ディスプレーは、下向き55度／上向き135度に可動範囲が増えたほか、明るさも向上した。周囲の明るさにあわせて自動的に輝度を調整する機能も持つ。
オプションに関しては、キットレンズ2本「DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM」と「DT 55-200mm F4-5.6 SAM」と、スナップ写真などに便利な単焦点レンズ「DT50mm F1.8 SAM」を新発売。また、秋ごろをメドにマクロレンズ「DT30mm F2.8 Macro SAM」も商品化する。
DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM
DT 55-200mm F4-5.6 SAM
DT50mm F1.8 SAM
DT30mm F2.8 Macro SAM
価格はオープンプライスで発売は6月25日。店頭での販売価格はα380が本体のみで8万5000円前後、α330が6万5000円前後、α230が5万円前後になる見込み（ズームレンズキットはこれより5000円、ダブルズームレンズキットは2万5000円前後上乗せ）。
レンズの価格は、18-55mmが3万1500円、55-200mmが4万2500円、50mmが2万3200円。発売は6月25日。
