充実した装備を持つ「ZEN MX」
クリエイティブメディアの「ZEN MX」は、同社の携帯型デジタルオーディオプレーヤーのエントリーモデルに位置づけられる製品だ。目を引くのはコストパフォーマンスの高さで、8GBモデルなら9800円、16GBモデルでも1万3800円と気軽に買える価格設定になっている。
大きさはいわゆるクレジットカードサイズで、正面には2.5型(320×240ドットTFT)の液晶ディスプレーが配置されている。操作は液晶ディスプレーの右側に配置された十字キーと中央の決定キー、その上下に並んでいる4つのボタンで行なっていく。
機能としては音楽再生(MP3/WMA(DRM対応)/Audible 4)のほか、FMラジオチューナーや動画/静止画(JPEG)の再生、そしてボイスレコーダーの機能を持つ。
ちなみに動画再生は、上位モデルの「ZEN X-Fi」のようにWMVやMPEG-4、XviD形式を直接再生することはできず、付属ソフトでのエンコードが必要となる。
ただ、これは価格を考えれば致し方のないところ。音楽再生を中心に考えるのであれば、お買い得な製品であるのは間違いない。
パソコンとはUSBで接続する。マスストレージクラスに対応しているので、エクスプローラー上で直接ファイルを操作できるのは非常に便利だ。
本体上部にはSDHC対応のSDメモリーカードスロットが用意されている。SDカード内の音楽や静止画を直接再生できるのはもちろん、ファイルを内蔵メモリに転送する機能も用意されている。
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