狙った「情けなさ」が長持ちするように!
THE NEWS LOS ANGELSを買う以前は、ダイノマイティ・デザインが手掛ける紙の財布がお気に入りだった(関連記事)。見た目がチープで「情けなさ」が十分表現できるので、使うシチュエーションさえ間違わなければ、それなりに場を楽しませられる。
しかし、最近、時間経過とともにヨレヨレ感が増して、ジョークのはずだった「情けなさ」が、いつの間にか悲しいほどのリアリティーを持ってきた。これはよろしくない。
一方で、新たに衝動買いしたTHE NEWS LOS ANGELSの紙の財布は、完璧なビニールコーティングが施されている。当初に狙った「情けなさ」をキープし、時間が経ってもヨレヨレ具合が進まないというのが大きなアドバンテージだろう。
デザインを見ても、外側にはカラー版のコミック雑誌を採用し、内側には中国や台湾の漢字の溢れる現地新聞紙を再利用するなど、本気の「冗談パワー」を見せてくれてなかなか楽しい。
ビニールコーティングされた紙をミシンで丁寧に縫っているため、内側のポケットから大事なクレジットカードが滑り落ちることもなさそうだ。耐水性も確実にアップしており、実用度と冗談度がバランスよく同居している。
THE NEWS LOS ANGELSの紙の財布で、ヴィトンやボッテガベネタなどの「ブランド財布」よりも話題を集められるか──。
それは、使い時、財布の中味、自信、ユーモア、他の持ち物とのコンビネーションなど、さまざまな要素がからんでくるだろう。ぜひ紙の財布を手に入れた暁には、持てるセンスをフル回転して、ここ一番の飲み会などで「勝負」してみてはいかがだろう。
もちろん、筆者は未だ深い「情けなさ」から脱出できていないわけだが……。
今回の衝動買い
アイテム:THE NEWS LOS ANGELS 紙の財布
価格:5775円(新丸ビル「スタヂオグラフィア」にて購入)
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
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