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極めろ!デスクトップカスタマイズ 第3回

WindowBlindsで見たことのないデスクトップを実現

2009年05月13日 16時00分更新

文● 柳谷智宣

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自由度の高いカスタマイズがWindowBlinds 6の魅力

 「スキン設定」タブでスキンを選択するとプレビューが確認できるので、気分に合わせて気軽に変更できるのもWindowBlindsの利点だ。多数のスキンを管理するのも手軽で、ネットから入手したスキンは「スキンを追加」から指定する。

入手先の選択画面が開く

「スキンを追加」をクリックすると、入手先の選択画面が開く。すでに入手済みなら「ファイルからスキンをインストール」をクリック

スキンファイルを指定

スキンファイルを指定する。WindowBlindsのスキンファイルは、拡張子が「.WBA」もしくは「.ZIP」になっている

 デフォルトのスキンを反映させただけでも度肝を抜くビジュアルになるが、さらに細かいところまでカスタマイズできる。まずは「基本設定」→「カラー設定」タブで、カラーを調整してみよう。「スキンのカラー調整をする」にチェックして、色合いや彩度のゲージを動かすと、プレビュー画面の色も変化する。「スキンの明るさを調節する」をチェックすると、明暗もカスタマイズ可能だ。色を反転させて見やすくしたり、モノクロにもできる。

グリーンドラゴンにしてみた

色を変えて、グリーンドラゴンにしてみた

 「基本設定→フォント設定」タブでは、使用するフォントやフォントの表示サイズも変更できる。スキンが持つ標準設定では見にくい際に役立つ。また、あらかじめ好みのフォントを使うように設定している場合は、「スキンで定義されたフォントを使用しない」にチェックすればいい。

大きめのフォントに変更

大きめのフォントに変更。フォントに合わせてタスクバーも太くなっている

 スタートメニューやタスクバーを透明化する機能もある。透けている部分をぼかしたり、完全に透過する設定もでき、いろいろと楽しめる。メニューやバーの背景を完全に透明化し、文字だけを浮かび上がらせることもできる。その際は文字色と同系色の壁紙を避け、文字が見やすい色にしよう。

タスクバーやスタートメニューを透明化

タスクバーやスタートメニューを透明化した。タスクバーは文字やボタンが壁紙上に浮いて見える

 ちなみに、日本語版のメニュー項目のうち「ステータスバー」は誤訳のようで、「スタートメニュー」が透明になる。ステータスバーを変更する項目は用意されていなかった。

 エクスプローラーの背景画像も変更できる。色調を変えるほか、OSがVistaならウインドウの透明度も変えられる。しかも、アクティブウインドウと非アクティブウインドウの画像を別々に設定できるのが面白い。ウインドウを切り替えると、自動で背景も変わるのだ。

「背景」タブでウインドウの背景を設定

「基本設定」→「背景」タブでウインドウの背景を設定。「シンクロ設定」のチェックを外すと、アクティブ/非アクティブのウインドウに別々の壁紙を設定できる

アクティブなウインドウを切り替えると背景も変わる

 OSがXPなら、「Animations」と「ツールバーアイコン」もカスタマイズできる。「Animations」タブでは、ファイルのダウンロードやコピー、移動、削除などのアニメーションをカスタマイズできる。「ツールバーアイコン」では、エクスプローラーやInternet Explorerの一部のアイコンがスキンに合わせて変わる。スキンにデータが用意されていれば、細部の動作もカスタマイズができる。

「Animations」タブでアニメーション効果を選択

「基本設定」→「Animations」タブでアニメーション効果を選択。スキンに同梱されているデータだけでなく、指定したアニメーションデータを表示させることも

「ツールバーアイコン」タブでアイコンセットを変更

「基本設定」→「ツールバーアイコン」タブで、アイコンセットを変更できる

ツールバーアイコンを変更したInternet Explorer

ツールバーアイコンを変更したInternet Explorer。進む/戻るボタンが変更されている

サイドバーに丸みをつけて、少し格好よくしてみた

サイドバーに丸みをつけて、少し格好よくしてみた

 Vistaならサイドバーをカスタマイズできる。丸みをつけたり、背景に色が付いたサイドバーが用意されている。「新規作成」をクリックすると、ユーザーがサイドバーのビジュアルを編集することも可能だ。

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