自由度の高いカスタマイズがWindowBlinds 6の魅力
「スキン設定」タブでスキンを選択するとプレビューが確認できるので、気分に合わせて気軽に変更できるのもWindowBlindsの利点だ。多数のスキンを管理するのも手軽で、ネットから入手したスキンは「スキンを追加」から指定する。
デフォルトのスキンを反映させただけでも度肝を抜くビジュアルになるが、さらに細かいところまでカスタマイズできる。まずは「基本設定」→「カラー設定」タブで、カラーを調整してみよう。「スキンのカラー調整をする」にチェックして、色合いや彩度のゲージを動かすと、プレビュー画面の色も変化する。「スキンの明るさを調節する」をチェックすると、明暗もカスタマイズ可能だ。色を反転させて見やすくしたり、モノクロにもできる。
「基本設定→フォント設定」タブでは、使用するフォントやフォントの表示サイズも変更できる。スキンが持つ標準設定では見にくい際に役立つ。また、あらかじめ好みのフォントを使うように設定している場合は、「スキンで定義されたフォントを使用しない」にチェックすればいい。
スタートメニューやタスクバーを透明化する機能もある。透けている部分をぼかしたり、完全に透過する設定もでき、いろいろと楽しめる。メニューやバーの背景を完全に透明化し、文字だけを浮かび上がらせることもできる。その際は文字色と同系色の壁紙を避け、文字が見やすい色にしよう。
ちなみに、日本語版のメニュー項目のうち「ステータスバー」は誤訳のようで、「スタートメニュー」が透明になる。ステータスバーを変更する項目は用意されていなかった。
エクスプローラーの背景画像も変更できる。色調を変えるほか、OSがVistaならウインドウの透明度も変えられる。しかも、アクティブウインドウと非アクティブウインドウの画像を別々に設定できるのが面白い。ウインドウを切り替えると、自動で背景も変わるのだ。
OSがXPなら、「Animations」と「ツールバーアイコン」もカスタマイズできる。「Animations」タブでは、ファイルのダウンロードやコピー、移動、削除などのアニメーションをカスタマイズできる。「ツールバーアイコン」では、エクスプローラーやInternet Explorerの一部のアイコンがスキンに合わせて変わる。スキンにデータが用意されていれば、細部の動作もカスタマイズができる。
Vistaならサイドバーをカスタマイズできる。丸みをつけたり、背景に色が付いたサイドバーが用意されている。「新規作成」をクリックすると、ユーザーがサイドバーのビジュアルを編集することも可能だ。
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