このページの本文へ

物欲AVコモノ道 第5回

2万円で買えるHDビデオカメラ対決!

2009年05月08日 12時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

光学5倍ズームも備えた超小型ビデオカメラ

 一方、ソニーのWebbie HDのアドバンテージは、1080p(1440×1080ドット)の撮影が可能であること。そして、光学5倍ズーム+4倍のデジタルズームにより、最大で20倍のズームが可能な点だ。

レンズ部。焦点距離は16:9撮影時で41~203mm、4:3撮影時は38~190mmとなっている

レンズ部。焦点距離は16:9撮影時で41~203mm、4:3撮影時は38~190mmとなっている

 Vado HDと同じく撮像素子にはCMOSを採用するが、こちらはオートフォーカスに対応し、マクロ撮影モードも備える。また光量は大きくないものの、ビデオライトも装備するなど、低価格ビデオカメラとは思えない仕様だ。

Webbie HDの液晶ディスプレーを開いたところにあるボタン群

Webbie HDの液晶ディスプレーを開いたところにあるボタン群。電源のオン/オフやメニューの呼び出しボタンなどがある

 動画の解像度は1080pのほかに720p、VGAの3種類から選択できる。ビットレートは公開されていないが、実測したところ720pで約4Mbpsだった。

 映像の記録は内蔵メモリーか、カードスロットに挿したメモリースティックPro Duoに行なう。内蔵メモリーは12MBしかないため、実際にはメモリースティックPro Duoは必須だ。

 バッテリーはリチウムイオンで、フル充電で85分の撮影が可能。充電はACアダプターで行ない、USB経由での充電には対応していない。

本体側面のスライドを開くと、ACアダプターやUSB端子が現れる

本体右側面にあるスライドドアを開くと、ACアダプターやUSB端子、AV出力が現れる

 外部インターフェイスはACアダプター接続用のコネクタとミニUSB端子、コンポジット出力用のAV端子、そしてメモリースティックPro Duo用のカードスロットがある。

本体背面

本体背面。十字キーと録画ボタン、再生ボタンを搭載。ディスプレーはバリアングルタイプ

 本体は横型ビデオカメラをとにかくコンパクトにした印象で、側面を開くとバリアングルの2.5型液晶ディスプレーが現れる。

本体底面

本体底面。メモリースティックPro Duo用カードスロットと三脚穴を搭載

 視野角はあまり広くないが、バリアングルのため頭上に掲げて撮影するといった場合でも液晶ディスプレーを見ながら画角を決められる。底面には三脚穴もあるので、しっかり本体を固定しての撮影も可能だ。

AV端子に接続する専用ケーブルは、RGBが分かれたコンポーネントケーブルと、通常のAVケーブルの2本が付属する

付属品。AV端子に接続する専用ケーブルは、RGBが分かれたコンポーネントケーブルと、通常のAVケーブルの2本が付属する

カテゴリートップへ

この連載の記事

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中