このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

アキバで恥をかかないための最新パーツ事情2009 第5回

知ったかは恥ずいゼ 2009

アキバで恥をかかないための最新パーツ事情2009【電源&PCケース編】

2009年05月03日 23時00分更新

文● Jo_Kubota

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

PCケースの選び方

 PCケースの選び方のポイントは、書くのも何だが、あまりない。「好きなのを買えばOK!」というのが、筆者のスタンスだ。とはいえ、これでは記事にならないので、筆者的にオススメなケースを幾つか紹介しておこう。

Antec「P183」

 まずは、AntecのベストセラーPCケース「P180」の後継となる「P183」だ。価格は2万円を超えるが、購入満足度の非常に高いPCケースである。

シルバーなデザインがカッコいい「P183」

フロントパネルは扉式。各ドライブベイの目隠し蓋は、スリット構造でエアフロー対策も完璧

内部の様子。電源ユニットを底面に搭載するため重量バランスに優れるほか、奥行きのある電源ユニットもラクラク搭載可能だ

背面には12cmのファンが装着されるほか、水冷ホースを通すゴムブッシュも標準で用意されている

P183に対応する「CP-850」はAntecのオリジナルサイズの電源ユニット。この電源ユニットは他のPCケースには適合しないが、P183に最適化されている

CoolerMaster「SNIPER」

 Antecと並んで、ハイエンドPCケースとして人気があるのが、CoolerMasterの「SNIPER」だ。実売価格で、2万6000円前後とやや高価だが、一生使えるPCケースと考えれば決して高くはない。ちなみに、なぜか筆者宅にも1台あったりする。

サイズ的にはフルタワーケース。重量は10.6kgと重い

内部の様子。こちらも電源ユニットを底面に搭載する

天面に大型のファンを装備し、冷却能力抜群。うるさそうに見えるが、案外静かだ

ものすごく押しやすい電源スイッチの隣にあるのはファンコントローラのツマミ。このツマミでファン回転数を任意に調整可能

PCケースは見た目で買え!

 PCケースを選ぶにあたって、もっとも重要なのは「見た目」だ。気に入るか気に入らないかは、長く使うにあたって非常に重要な要素となる。やはりカッコいいケースは、多少使い勝手が悪くても愛着を持って長く使い続けられるものである。逆にどんなに使い勝手がよくても、カッコ悪かったり好みじゃなかったり、インテリアに合わないと、途端に邪魔に思えてくるから不思議だ。

これはMINI-ITXに対応するPCケース。カッコいい!と先にPCケースを買ってから、中身を考える、なんてことも自作ではアリなのだ

 最近のPCケースの内部は、よほどチープ(激安)な製品でもない限り、そう大きな違いはない。スクリューレスなドライブベイは、数年前より当たり前になっているし、装着されているファンも大抵は静音タイプとなっている。なので、あとは予算と見た目に重点をおいて、自分だけのPCを作って欲しいと願う次第である。

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中