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かーずさん、コレどういうことですか? 第2回

美少女ゲーマーがVAIO type Pを買った3つの理由

2009年05月09日 18時00分更新

文● かーず

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買った理由2:高級モデルじゃ怖くて持ち出せません……

ついにチェーンロックまでかけてしまったVAIO type Z

 実はtype Pの前に約1.3kgと軽量でCore 2 Duoの2GHz級CPUを積んだ最上位モデル「VAIO type Z」を買ったばかりだったんですが、いかんせん高級すぎるのがネック(カスタムモデルで27万円かかりました)。

 外に持ち出そうとした時に、傷がつくんじゃないかとか盗まれるんじゃないかとか、とにかく心配しすぎて神経がすり減るんです。重量は軽いはずなのになんだか金塊を運んでいる気分になって疲弊してしまうという……貧乏性には荷が重すぎました!

 その点type PならAtom Z540+64GB SSD搭載という贅沢な仕様でも12万円なので、ギリギリなんとか精神的な負担の少ないマシンとして、乱暴な持ち運びも可能となりました。

 鞄のポケットに入れっぱなしにしたまま、遊びたくなったら片手で掴んで取り出して、天板を開いてスイッチオンで休止モードから回復。まさにニンテンドーDSと同じ扱いでパソコンが扱える、この便利さが素晴らしいー!


買った理由3:画面が小さく「プレイ中」もバレにくい!

美少女ゲーム用のノートとして買い続けたVAIO、3台そろい踏みの図。手前からtype P、type G、type Zの順

 そしてギャルゲーマー的にtype Pが素晴らしいのは、画面が小さいので周囲の人に何をやっているのか悟られにくいこと。僕が一世代前のtype Gを外出マシンにしていた時は(っていうか何台VAIO持ってるんだよって話ですが)、type Zよりもさらに軽量な約900gの軽さとベニヤ板のような薄い天板、ビジネスモデルらしい落ち着いたデザインが非常に気に入ってたんです。

 ですが、いかんせん液晶ディスプレイが12インチと大きく、解像度が低い(1024x768ドット)のがネックだったんです。ウィンドウモードでゲームを起動しても、ほとんどのゲームは640x480ドットか800x600ドットサイズでウインドウが開くので、ディスプレーの大きさに対してゲーム画面も広く表示されてしまう。

 電車の中で肌色が多めの艶やかなゲームをやっていた所、着物を着たおばさんに隣からめっちゃガン見されたという甘酸っぱい思い出がありまして、正直こりゃあかんと思いました。

 type Pは8インチモニタに加えて高解像度(1600×768)なので、ウィンドウモードでゲームを起動させることで表示面積はだいぶ小さく、覗き込まれない限りは隣に座っている人にも何をやっているのかはバレない……ただし、type Pそのものがかなり注目されるのは予想外でしたけどね!


結論

 いろ~んな要素や失敗談を鑑みた結果「外で美少女ゲームを楽しむ」という観点で選ぶならtype Pがベストバイなのではないかと! Sony Styleで最上位CPUとSSDを選んでXP化を施せば、だいたいのギャルゲーで不満が出ることはないでしょう。

 ちなみに対抗馬は富士通のFMV-BIBLO LOOX U。両手持ちした時の快適さ、type Pよりも小型・軽量な所はtypePを越える利点なので、キーボードの打ちやすさをあきらめてゲームプレイに特化するなら、こちらを選ぶのもありでしょう。

 ちなみにtype Gは会社でのネット閲覧&原稿作成に活躍してますよ。

 ……え? type Zはどうしたかって?

マンガやらDVDの下敷きになってしまっているVAIO type Z……なんというもったいなさ

 ……物置になってました。なんというもったいない扱われ方……。

筆者経歴――かーず

 アニメやゲームなどの萌え系とフラッシュ作品の紹介に強い、老舗ニュースサイト「かーずSP」管理人。管理人、製麺業、ライターの3足のわらじを履くことでも知られている。

 代表作は「かーずSP選FLASH大全」、共著に「いちゃラブ大全」(いずれもインフォレスト)など。

前回の記事について

 連載第1回「ブラックジャックによろしく」は大丈夫なのか?に関して、言葉足らずな部分がございまして申し訳ありません。私の意見としましては、

・ 佐藤秀峰先生のご提案されている、今のままの課金システムでは成功は難しい。「漫画作品は作者のもの」というご意見にはもちろん私も異論はまったくありません。昔から漫画のみならず、小説やゲーム・アニメなど愛好してきた自分にとって、無から有を作り出すクリエイターの方々には常に尊敬の念を抱いております。

・ しかし今回の『ブラックジャックによろしく』のように大ヒットした漫画の場合、大勢の関係者・会社もまた作品を支えて、盛り上げてきた陰のスタッフだと思うのですが、今回のネット配信のやり方があまりにも作者の意向が強すぎるのではないか。

 という趣旨で語らせていただいたのですが、過剰に攻撃的なニュアンスになってしまい、誤解を与えてしまいましたこと、深くお詫びいたします。

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