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葉桜の季節に選ぶエコで高信頼なスイッチ

春の新作スイッチを総チェック

2009年04月30日 09時30分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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企業ネットワークの基盤であるスイッチ。最新製品の特徴はやはりエコで高信頼といったところだろうか。ここではエンタープライズからデスクトップまで春の最新スイッチをまとめて紹介していこう。

L2だけどL3機能を搭載するネットギアの製品

 3月に発表されたネットギアの「FSM7250RS/FSM7226RS」は、スタティックルーティング可能なスイッチングハブ。つまり、VLAN設定とルーティングというL3スイッチの基本機能をL2スイッチ上に実現したというもので、同社は「レイヤ2インテリジェントスイッチ」と呼んでいる。L3スイッチほど多機能でなくてもよいから価格を抑えたいというユーザーには最適な機種といえる。

スタック可能なFSM7250RS FSM7226RS
スタック可能なFSM7250RSFSM7226RS

 とはいえ、両者ともタグ/ポート/プロトコルVLANはもちろん、各種STPやリンクアグリゲーション、IEEE802.1x、SNMPなどのL2スイッチの機能のほか、IPフィルタリング(ACL)やQoSなどのL3機能も充実。決して、既存のL3スイッチにスペック的に劣っているわけではない。管理ツールもコマンドのほか、GUIの設定ツール「ProSafe Control Center」が搭載されており、上級者から初心者まで容易に扱えるという。

 FSM7226RSは48の10/100BASE-TXポート、2つの1000BASE-Tポートを搭載し、SFP GBICのスロットを2つ搭載しているため、1Gbpsのファイバ接続が可能。両者とも2つのスタック用ポートを搭載し、最大8台までのスイッチを論理的に単一のスイッチとして束ねることができる。

 製品を使い続けている間サポートが継続する「ライフタイム保証」も付いている。価格はFSM7226RSが10万2900円(税込)、FSM7250RSが15万5400円(税込)となっている。

「FSM7250RS/FSM7226RS」は「レイヤ2インテリジェントスイッチ」という製品区分で、「スマートスイッチ」とは違う旨、ベンダーから連絡を受けたので訂正します。また、スタックはFSM7250RS/FSM7226RS両方とも可能です。初出時で表記を謝っておりました。本文は訂正済みです。(2009年5月1日)

エコフレンドリーを謳うアライドのデスクトップスイッチ

 4月27日にアライドテレシスが発表したのが、24の10/100BASE-TXポートを搭載する「CentreCOM FS724TX V3」だ。

エコフレンドリーな「CentreCOM FS724TX V3」

 製品自体はオーソドックスなL2スイッチで、VLANやSTPなどの機能は持っていない。ただ、IEEE802.1Xで使うEAPやSTPで使うBPRUなどを通過させる機能を持っているため、上位スイッチのネットワーク構成に影響を与えないという特徴を持つ。ここらへんは今風のエッジスイッチといえる。

 最大の特徴は環境に配慮した点。前バージョンのFS724TX V1に比べ、42.7%の消費電力削減を実現したという。リンクダウン中のポートは消費電力が抑制されるため、12ポートの通信時は56.7%まで削減できる。また、ファンレス設計で動作環境温度50℃に対応する。価格は4万8090円(税込)。

(次ページ、由緒正しいスタックを強化したH3C)


 

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