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Atermにエコモード! 待機時の消費電力を3割削減

2009年04月24日 06時00分更新

文● 企画報道編集部

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 ブロードバンドルーターは今や、職場でも家庭でも多くの場所で見かけるようになったネットワーク機器だ。接続したPCが起動していなくても、ブロードバンドルーターは外部ネットワークからの不正侵入などを防ぐために24時間常時起動している機器だが、実機を触ってみると驚くほど熱を持っていることがわかる。つまり、それだけ常に電力を消費しているわけだ。

「Aterm WR8150N」(USBアダプターセットモデル)

「Aterm WR8150N」(USBアダプターセットモデル)

「Aterm WR4100N」(USBアダプターセットモデル)

「Aterm WR4100N」(USBアダプターセットモデル)

 NECアクセステクニカが4月23日に発表した、ブロードバンドルーター「Aterm」ブランドの新製品「WR8150N」「WR4100N」は“ECOモード”を搭載したのが特徴だ。ボタン操作1つで待機時の消費電力を最大31%削減できるという。

 ECOモードに移行すると以下のような手順で消費電力を削減する。

  • 無線LANを停止
  • 有線LANを最大10Mbpsに制限
  • Powerランプを除く本体LEDを消灯
葉っぱを模したECOボタン

両機種とも、側面に葉っぱを模したECOボタンを備えている

 これにより年間で約5.0kgのCO2排出を削減できるという(1日20時間ECOモードに切り替えた場合の試算)。また、設定メニューから時刻を設定すれば、本体のECOボタンを押さなくても、自動的にECOモードに移行/解除も可能だ(ただし、アクセスポイントモードで使用している場合は、スケジュール設定不可)。

 WR8150NとWR4100Nは、どちらも無線LAN規格にIEEE 802.11n(Draft)対応。上位機種のWR8150Nはデュアルチャネルモードにより最大300Mbps(Draft 11n接続時の理論値)、下位機種のWR4100Nは最大150Mbps(同)の高速通信に対応する。さらにWR8150Nはアンテナや送受信回路を最適化したロングレンジ設計により、200mで約4倍(11g対応の同社製機器との比較、実効57.6Mbps)、350mで約5倍(同、実効34.3Mbps)のスループットを実現可能としている。

 そのほか、無線LAN接続する端末側のセキュリティー設定(WEP、AES等)が異なる場合でも混在して同時接続できる「マルチSSID」に対応する。本体サイズと重量は、WR8150Nが幅約35×奥行き128×高さ160mm/約0.35kg、WR4100Nは幅約27×奥行き85×高さ110mm/約0.2kg。

 いずれもUSB接続のDraft 11n対応無線LANアダプター「WL300NU-G」をセットにしたモデルが用意されている。価格はすべてオープンプライス。予想実売価格は、WR8150N単体が9000円前後、同USBアダプターセットが1万2000円前後。WR4100N前後は7000円前後、同USBアダプターセットは9000円前後となる。AtermシリーズはISP事業者へのOEM出荷も行なっており、同社ではこの製品でECOモードへの関心度合いを図りつつ、ほかのAtermシリーズ等への展開を検討するとしている。

予想実売価格が分かりましたので、追記しました。(2009年4月24日)


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