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表示形式をマスターしてExcel仕事をスムーズに! 第1回

Excelの不思議!? 数の見かけを変える表示形式

2009年04月24日 09時00分更新

文● 尾崎裕子、アスキー・ドットPC編集部

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表示形式の変更方法は3つ

 表示形式の変更方法は3つあります。いちばん手軽なのはツールバーのボタンをクリックする方法ですが、それだけでは機能も限られるので、3つともマスターし、必要に応じて使い分けましょう。


方法1 よく使うもの
ツールバーのボタンをクリック

 表示形式の中でもよく使う、「桁区切りスタイル」、「通貨スタイル」(画面のAボタン)、「パーセントスタイル」(Bボタン)はツールバーのボタンで変更できる。ただし、小数点以下の桁数などの細かい設定をするには次の「方法2」を使う。

桁区切りのカンマを付けたい

(1)範囲を選択し、(2)[桁区切りスタイル]ボタンを押す

 3桁ごとに桁区切りのカンマが付く。なお、解除はボタンを再クリックしてもできない。次の「方法2」で標準を選ぶ必要がある


方法2 ボタンでできない細かな設定
「表示形式」タブで選択

 ツールバーのボタンにない表示形式は、メニューバーから[書式]→[セル]を選択し(または[Ctrl]+[1]キーを押す)、「セルの書式設定」画面の「表示形式」タブで設定。

 主な表示形式が用意されていて、選ぶだけで設定できる。

負の数に「▲」を付けたい

負の数がマイナスで表示

通常は負の数がマイナス付きで表示される

 (1) 範囲を選択し、メニューバーから[書式]→[セル]を選択。


[Ctrl]+[1]キーでも画面を出せる

セルの書式設定の画面

セルの書式設定の画面

 (2)[表示形式]タブを選び、(3)[数値]を選択。(4) にチェックを付け、(5)「▲」付きの表示形式を選び「OK」ボタンを押す。

 小数点以下の表示桁数を設定するには(A)「小数点以下の桁数」に入力。なお、いったん設定した表示形式を消すには[標準]を選ぶ。


負の数が▲で表示

負の数のマイナス記号に変わって、▲が表示されるようになった

 負の数のマイナスが「▲」になり、桁区切りのカンマも設定される。

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