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古田雄介の“顔の見えるインターネット” 第46回

超高層ビルを愛するBLUE STYLE COM管理人の生き様

2009年04月20日 12時00分更新

文● 古田雄介

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「景色に勝るものはありません。」

―― 複数の高層マンションに住んで感じたメリットとデメリットを教えてください。

なかやん メリットは景色がいいことくらいですね。デメリットは、エレベーター待ちが長いのと、ちょっと家賃が高くなることです。風で揺れるといった話も聞きますが、私個人ではそうした経験はないですね。ただ、地震が発生したときは船に乗っているみたいに長くゆっくり揺れるのは感じます。なので、普段から「今、揺れた?」と確認する癖がついてしまいましたね(笑)

何度も見ているであろう景色に見入るなかやん氏。ポツリと「高層ビルに住んでいるとかなり遠くの空が見えます。そこが濃く曇っていたりするとこちらもしばらくしたら雨が降る。それを先に知っているという優越感に浸れます」と語ってくれた


―― それでも高層マンションを好まれるということは、やはり景色が重要なんですね。

なかやん そうです。家探しの基準は第一に景色です。その次に、払える家賃かどうかというところです。あとはどうでもいいですね。会社に勤めていたときも通勤時間は気にしませんでしたし、収納が少なくても我慢できます。景色に勝るものはありません

 ただ、高層ビル群が見えているだけでは駄目なんですよ。正直、高層ビル群ばかりだと、あまりにゴチャッとしてしまって嫌なんです。アクセントとして川や海などの水辺は欠かせませんね。あとは高速道路などの高架も、景色に動きが出ますし、夜はライトの線になるのであったほうがいいですね。


―― なるほど(笑) ちなみに、なかやんさんは都内の展望台をほぼ網羅したそうですが、展望台にも善し悪しはありますか?

なかやん ありますね。やはり見える景色の範囲が重要です。普通のビルの一室を展望室として開放しているタイプは、オマケ的な存在ということもあって見える範囲が狭いんですよね。都庁などの行政が無料で開放しているところは、展望するための設計で作っているので良質であることが多いですね。最高なのは360度見られることです。

BLUE STYLE COMでは、全国の展望室も紹介している。なかやん氏は、主要なビルの位置と形をインプットしているため、展望室に行った際に「周囲の人が『あれは○○だよ』と言っているのを聞くと、『それ違うよ』『そうそう!』とか言いそうになります」という


―― 僕は展望台に行っても5分くらいで満足して帰ってしまうのですが、もっと堪能するコツを教えてください。

なかやん 人によりますからね(笑)。私の場合は、本当にただボーッと眺めているだけで楽しいんです。考えてみると、最初の数分間は見えるビルやマンションを見て、「ああ、あれがあれだなー」って思いますけど、その後はもうただ何も考えずにぼーと見ているだけですね。

 で、ちょっと飽きてきたら別の位置にいって同じことを繰り返して、また戻ってきたりするわけです。何も考えず、ただ見ているだけなんです。それが楽しいんですよ。

 ビル好きならそういう人は割と多いと思います。たとえば、先日自宅に友人を招いたんですが、2人でかなりの時間ベランダに立ってボーっとしていました。会話したかもしれないんですが、覚えていないんですよ。

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