光るタッチパッドで数値や漢字の入力
キーボードの配列は標準的な6列構成で、カーソルキーだけ一段下げてある。「↑」キーの両脇が空いているのも入力しやすい。その分、右Altや右Ctrlキーが小さいのは我慢するしかない。
主なキーのキーピッチは約19mm、キーストロークは約3.0mmある。タイプ感は柔らかく、キーを叩くとクリック感がすぐにある。ストロークは深いがタイプ音は小さめで、高速入力時もうるさくはない。ただ試作機のためか、やや押した感触がチープなのが気になった。
キーボード上部には「ワンタッチスタートボタン」やズームなど専用ボタンを備えており、文字やアイコンのサイズを拡大/縮小したり、よく使うソフトをボタンひとつで起動できる。ウェブブラウザーを左右に2つ並べると、横幅が1000ドット未満しかないので、ウェブサイトによっては表示しきれなくなる。そんな時に、ズームボタンで手軽にフィットさせられる。省電力設定を随時切り替えられる「ECOボタン」も備える。
タッチパッドのサイズは76×45mmと大型ノートとしては標準的な大きさ。「ジェスチャー機能」を備えており、左端を上下になぞるとズーム、上端(奥端)で左右に動かすと「戻る」「進む」操作になる。タッチパッドの右上から円を描くと、スクロールもできる。試してみたが、縦長のウェブページやExcelの表でも、指を離さずにスクロールを続けられる。
さらに、「Fn」+Caps Lockキーを押すと、タッチパッド上に数字が浮かび上がり、テンキーになるのも面白い。数値入力や計算がより手軽にできる。マウスボタンは左右に分かれていない一体型だが、このボタンを左右同時に押すと、「手書きでお助けパッド」が起動する。これを使うと、タッチパッドを指でなぞり、手書きでの漢字入力ができる。読みが分からない漢字などを入力する際に便利だ。
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