宗教と科学の対立を描くサスペンス
ダ・ヴィンチの名画に隠された謎を解くミステリーが、世界的大ブームを巻き起こした「ダ・ヴィンチ・コード」の続編がついに映画化される。原作は全世界で4000万部の大ベストセラー、ダン・ブラウン著の「天使と悪魔」。前作に引き続き、ハーヴァード大学の宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授役を、名優トム・ハンクスが演じる。監督もロン・ハワードが続投。
現実とフィクションの境界線を突き破り、世界が震える事件を緊迫感溢れる演出で映像化に成功! 映画完成までに様々なハプニングがあった本作だが、5月15日(金)に全世界で同時に公開されることになった。果たして、歴史の闇の奥底に潜む謎とは何か!? まだ誰も知らない結末は劇場で!
- 原作:
- ダン・ブラウン(ダ・ヴィンチ・コード)
- 監督:
- ロン・ハワード(アポロ13、ダ・ヴィンチ・コード)
- 脚本:
- アキヴァ・ゴールズマン(ダ・ヴィンチ・コード)、デヴィッド・コープ(スパイダーマン)
- 製作:
- ブライアン・グレイザー(ダ・ヴィンチ・コード、24シリーズ)、ジョン・キャリー(ダ・ヴィンチ・コード)、ダン・ブラウン
- 出演:
- トム・ハンクス(アポロ13、ダ・ヴィンチ・コード)、ユアン・マクレガー(スター・ウォーズシリーズ、ビッグ・フィッシュ)、アイェレット・ゾラー(ミュンヘン、バンテージ・ポイント)、ステラン・スカルスガルド(マンマ・ミーア!)
- 公式サイト:
- angel-demon.jp
STORY
17世紀、カトリック教会の総本山であるヴァチカンは、科学を弾圧していた。かの「ガリレオ・ガリレイ」を中心とする科学者たちは教会に対抗して、秘密結社「イルミナティ」を組織して密かに活動していた。そして現在、ローマ教皇逝去に際して、消滅したと思われていたイルミナティが復活し、ヴァチカンへの復讐を謀る。枢機卿の殺害、そしてヴァチカン消滅計画。ヴァチカンから助けを求められたラングドン教授は、400年前、ガリレオがローマの名所に隠した「イルミナティ」につながる暗号を解き、ヴァチカンを救おうとするが……。
見どころ
「ダ・ヴィンチ・コード」の続編だが、時系列で言うと前作より前の年代のストーリーとなっている。前作と同様、劇中には様々なキリスト教世界の情報が散りばめられているので、あらかじめ宗教的背景を予習しておくとより一層楽しめるだろう。
また、スター・ウォーズシリーズやトレインスポッティングなどで活躍したユアン・マクレガーが、ローマ教皇侍従(カルメレンゴ)のカルロ・ヴェントレスカ役なのも見逃せない。ジェダイマスターでもヘロイン中毒者でもない、新たなユアンの顔を見ることができる。
本作のテーマは「宗教と科学の対立」。反物質、CERN(欧州原子核研究機構)、ガリレオ、啓示の道、イルミナティ(秘密結社)、暗殺者などが重要なキーワードとなる。17世紀当時のヴァチカン情勢などを調べておくのも悪くないだろう。
読者プレゼント
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「天使と悪魔」
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
5月15日(金) 全世界同時公開!