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Excel 2007新関数で鮮やか仕事術 第3回

Excel 2007の新関数AVERAGEIF(S)とIFERRORをマスター

2009年04月17日 06時00分更新

文● 中島左知子、ドットPC編集部

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お助け2 オートカルク機能が一度に6種類表示へ
お助け3 数式の表示ボタンを追加

オートカルクが6つ表示に

【図3 6つ表示できる】 オートカルク機能では、一度に1種類の計算方法でしか表示されなかったが、6種類までタスクバーに表示できるように。計算方法は、タスクバーを右クリックして選ぶ

 また、セル範囲を選択すると計算結果をタスクバーに表示する「オートカルク」機能も、一度に6種類の計算方法が表示できるようになった【図3】。

数式を表示

【図4 数式が表示された】 数式を表示するには「オプション」画面の[表示]タブで、[数式]にチェックを入れていたが、[数式の表示]ボタンで数式の表示/非表示が切り替えられる

 セル内の数式を表示する場合も、わざわざ[ツール]→[オプション]→[表示]タブで[数式]にチェックを入れていたものが、[数式の表示]ボタンひとつで表示できるようになった【図4】。


お助け4 テーブル機能を使うと数式設定がラクになる

 そして、表をテーブルに変換すると、数式作成やコピーがラクにできるようになる。ラベルを使った数式を自動作成し【図5】、「数式オートコレクト」機能により、ひとつめの数式の確定時に自動で数式がコピーできる【図6】。

数式のオートコレクト

【図5 ラベルを使った数式】 ラベルを使った数式を作成するには、ラベル名を使って入力しなければならなかったが、表をテーブルに変換すると自動で表の列見出しを使った数式内容になる

【図6 オートコレクトで数式が入る】 オートフィルでコピーしていた数式も、表をテーブルに変換すると「数式オートコレクト」機能が働き、1行目に数式を作成して確定すると自動でコピーができる

 さらに、フィルタを使って指定の色による抽出ができるため、集計行を追加しておけば指定の色による集計も行える【図7】。まさにお助け機能満載だ。

データがないと空白に

【図7 色による集計】 表をテーブルに変換するとフィルタを使って条件による抽出もできるので、色で絞り込み集計も行なえる。左図では、[テーブル]タブにある[集計行]にチェックを入れ、表に集計行を追加したあと、色をつけたセルを条件に抽出して合計を求めている


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http://www.asciidotpc.jp/

本記事は「アスキードットPC 2007年4月号」の特集記事を元に、編集・再構成したものです。




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