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バリアングル液晶搭載のニコン「D5000」登場

2009年04月14日 16時51分更新

文● 橋本 優/ASCII.jp編集部

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 ニコンがエントリー層向けのデジタル一眼レフカメラ「D5000」を発表した。同社のデジタル一眼レフでは初めて、液晶ディスプレーが前後左右に回転する「バリアングル液晶モニター」を採用している。

ニコン「D5000」

ニコン「D5000」レンズキット

 予想実売価格は、ボディのみが8万5000円前後、レンズキット(AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR付属)が10万円前後、ダブルズームキット(レンズキットのレンズに加えてAF-S DX VR Zoom NIKKOR ED 55-200mm F4.5-5.6G付属)が13万円前後となる。5月1日発売予定。

ディスプレーを下に180度回転させた状態

ディスプレーを下に180度回転させた状態

さらに反時計方向に180度回転させた状態

さらに反時計方向に180度回転させた状態

 2.7型のバリアングル液晶モニター(約23万ドット)は、本体手前(下方)に180度回転することで、カメラ正面にディスプレーを向けることができる。

 さらに、反時計回りに180度、時計回りに90度回転でき、自分撮りやローアングル撮影が簡単にできる。もちろんライブビュー対応だ。

 撮像素子には、有効1230万画素の「ニコンDXフォーマットCMOSセンサー」を搭載。シャッタースピードは1/4000~30秒(1/3、1/2ステップ)、露出補正は±5段(1/3、1/2ステップ)、感度はISO200~3200まで1/3段ステップで設定ができる。

 撮影時に色や明るさを検出し、露出やフォーカスなどに反映する「シーン認識システム」においては、新たに「顔認識システム」を搭載。人物の顔を自動認識してピントを合わせやすくしてくれる。

 Motion JPEG(AVI形式)での動画撮影(Dムービー)も可能で、解像度は1280×720ドット、640×424ドット、320×216ドットから選択できる。フレームレートは秒間24コマとなる。

 最長記録時間は1280×720ドットで約5分、640×424ドットと320×216ドットで約20分となる。本体にHDMI出力を搭載し、動画をテレビに表示することも可能だ。

 主なスペックは以下のとおり。

「D5000」スペック
有効画素数 1230万画素
記録画素数 最大4288×2848ドット
記録媒体 SDメモリーカード、SDHCカード
シャッタースピード 1/4000~30秒
ISO感度 200~3200
測距ポイント 11点
液晶ディスプレー 2.7型23万ドット
シーンモード ポートレート、風景、こどもスナップ、スポーツ、クローズアップ、夜景ポートレート、夜景、パーティー、海・雪、夕焼け、トワイライト、ペット、キャンドルライト、桜、紅葉、シルエット、ハイキー、ローキー
サイズ/重量(バッテリー、SDメモリーカード、ボディキャップを除く) 幅127×奥行き80×高さ104mm/約560g

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