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爆速マシンでWindows 7をめざせ! 第3回

仮想マシンのWindows 7も快適な12GBメモリーの力!

2009年04月15日 13時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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気を取り直して、VMware WorkstationにもWindows 7を

 Virtual PC 2007上でWindows 7を導入はできた。しかし、USBもDirectX 9対応GPUもない環境では、Pro7000のパワーを生かしたテストができない。そこで、Virtual PCより最新のハードに対応すると聞く「VMware Workstation for Windows」(以下VMware、バージョンは6.5.1)を試してみた。

インストール直後のVMwareの画面

インストール直後のVMwareの画面。新規仮想マシンの作成から始めるのは変わらない

 ダウンロードやインストールは、特筆すべき点もないので割愛。インストールされたVMwareを起動したら、こちらもまず仮想マシンを作成することから始める。Virtual PCと少し異なるのは、VMwareでは仮想マシンを作成する際に、同時にOSインストールも行なえる点だ。しかし、今回は本来対応していないWindows 7を扱うので、Virtual PCと同じく仮想マシンだけを先に作成してから、Windows 7をインストールする。ゲストOSは今回もWindows Vista(32bit)を選択した。

仮想マシンのゲストOS選択

仮想マシンのゲストOS選択。選択肢が多くきめ細かいのは、無料のVirtual PCと商用のVMwareの差か

 Virtual PCでは仮想CPUが1個だけだったが、VMwareではデュアルCPU環境も選択できる。また仮想マシンへの割り当てメモリー量も、最大8GBまでと豊富に割り当て可能だ。とはいえ今回は32bit版のWindows 7を扱うので、推奨の1GBではなく、余裕を見て3GB程度にしておいた。どちらにせよPro7000には軽いものだろう。

VMwareではCPU数も設定できる

VMwareではCPU数も設定できる。とはいえ2コアまでで、論理CPUが8つのCore i7には軽いもの

メモリーは最大8GBまで

Vistaを指定するとメモリーは推奨1GBだが、最大8GBまで割り当てられる。今回は無難に3GBほど

 作成後に仮想マシンのハードウェア設定を見てみると、ディスプレーは2画面まで出力可能だし、USBもきちんと対応している。ハードウェア対応の幅広さではVirtual PC以上というのは間違いなさそうだ。

作成した仮想マシンのハードウェア設定

作成した仮想マシンのハードウェア設定。ディスプレー解像度の上限を任意に選べたり、ネットワークカードの設定も細かく変えられるなど、設定は柔軟だ

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