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乗り換えの合間にロッシル・インターナショナル・サーキットに行ってきた

ドーハの喜劇! トランジットの合間にサーキットへ行こう!

2009年04月09日 20時00分更新

文● 藤吉隆雄 写真/藤吉隆雄

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感動(?)の表彰式

 さあ、決勝スタートから8時間でフィニッシュだ。プレス・パスを持っていない僕は、ピット・レーンへ出ることができない。でも、フィニッシュした後なら入れるよね。そう思ってチャンスをうかがっていたら、当然のようにピットレーンへ入れてくれた。優勝マシンが戻ってくるときにピットレーンに入れなかったので、凱旋が撮れなかったのは残念だけど、これで表彰式は撮れる。

 フィニッシュから数分後、表彰式が始まった。トップカテゴリーのEWCクラスは、ヤマハ勢が表彰台を独占。アラブ衣装の人が出てきてトロフィーを渡す。QTEL(カタールのNTT+DOCOMO+OCNみたいなもの)の偉い人だ。レースクイーンらしき人たちも出てきた。

EWCクラス

優勝:YAMAHA AUSTRIA RACING TEAM
準優勝:YAMAHA FOLCH ENDURANCE
3位:MACO MOTO RACING

スーパー・ストック・クラス

優勝:QATAR ENDURANCE RT IJT
準優勝:TEAM LTG 57
3位:ENDURANCE MOTO 45

 最後にサーキットに鳴り響いたのは、カタール国歌だった。カタール自動車&モーターサイクル連盟は、2007年からこのFIM世界耐久選手権シリーズを共催している。一国の連盟が世界選手権を世界連盟と共催しているのも凄いけど、最終戦のカタールで最後に聞いたのがカタール国歌だったのは良かった。

表彰台にライダーたちが出てくると盛り上がるのは鈴鹿と同じ。でも、関係者しかいないのが何とも入賞しなかったライダーも表彰台下に集まってきています
トップカテゴリーのEWCクラスは、ヤマハ勢が表彰台を独占。といってもこの写真でそれがわかるわけではないレースクイーンのおねえさんたちは、どことなく他人事な感じ
スーパーストック・クラスは、チーム・カタールが優勝。監督(?)のお姉さんは完全に表彰台の雰囲気にびびっちゃってますトロフィーを渡すのはQTELの偉い人。場内放送がアラビア語だったので確信が持てないんだけど、社長のようだ

サーキットから空港へ帰るには

 表彰式をやっている最中、背後にあるコース上を4台のバスが走っていった。聞けばマーシャルの帰宅用バスだという。そういえば、どうやって空港まで帰ればよいのだろう? ドーハ国際空港発のカタール航空820便は、日付が変わってすぐの0025時発だ。22時30分には空港に着いていた方が良いだろう。表彰式が終わった今は21時31分。急いで帰らなくては!

 慌ててゲートに向かう。ゲートまで出てきて21時45分。当然、タクシーはいないので、ゲートのおじさんに尋ねる。

 さっき、ゲートで写真を撮ってオマワリさんに怒られていたのを知っている彼は、気軽に応じてくれた。待つこと5分強、車は来たが、それは白タクだった……。

毎回1人は帰る足がないって言いだす外国人がいるからさ。こうやって白タクをやっているんだよ。ハハハハ

 その足がない外国人の僕は、選択肢がないので白タクの乗客に。背後から白タクを呼んでくれたおじさんが叫んだ。

デンジャラス・ドライバーだから気をつけろよ!

 そんなこと言われても……。お金はいくら取られるんだろう。そう思いながら、すぐ爆睡してしまった。気がつくと空港に到着しており、時計は22時25分を指していた。日本便に乗るのに十分間に合う時間だ。肝心の白タクの料金は90リアルで、普通のタクシーと変わらない値段だった。良かった良かった。

マーシャル帰宅用のバスがコース上をヒュイーンと走り抜けていくこれが突如遭遇したカタール暴走族。彼らの動きにつられて写真もブレブレ
デンジャラス・ドライバーの運転する白タクで一路ドーハ市街へ。日本人を乗せたのは初めてだそうな

下手すると帰れない!
だがそれがいい!

 というわけで、珍道中+ダメダメなサーキット(現状では)だったけど、国際線乗り継ぎ待ちの時間で十分に観戦に行けますよ。少なくとも、ドーハ8時間耐久レースなら空港からの往復で1時間半を見ておけば大丈夫。皆さんも無茶な旅はいかがですか? また、無茶な旅リポートでお会いしましょう!

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