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乗り換えの合間にロッシル・インターナショナル・サーキットに行ってきた

ドーハの喜劇! トランジットの合間にサーキットへ行こう!

2009年04月09日 20時00分更新

文● 藤吉隆雄 写真/藤吉隆雄

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テレビ中継もやる気なし

 やっとやってきたグランド・スタンド。観客はちょっとは増えたかな? まだまだ、レース運営関係者の方が圧倒的に多そうだ。

 ところでアルジャジーラ・チャンネルのカメラさんはどこだろう。日本にいる皆さんは知らないかもしれないけど、アルジャジーラには「アルジャジーラ・スポーツ」というスポーツ専門チャンネルがあって、5つもチャンネルを占有しているんですよ。スポーツ専門局だから、さぞや気合の入った体制だろうと思ったら、カメラはすでに外されており、カメラマンはブラブラとほっつき歩いていました。

 気を取り直して(何回目?)、グランド・スタンド上段に上がって写真を撮る。最初からここに来れば良かった。日中の写真もこっちの方が良かったなあ。

グランド・スタンドを縦横無人に走り回る子供たち。そういや子供料金はどうなっているのだろう

アルジャジーラ・チャンネルと思われるTVクルーも、所在なさげにグランド・スタンドをウロウロ

グランド・スタンド下段から金網ごしに、いい加減に撮るとこんな感じ

グランド・スタンド上段から、200ミリF4.0でこんな感じ。レース撮影するなんて想定してなかったら、超望遠は日本に置いてきてしまったのが残念

トボトボ歩いてパドックへ戻る

 そろそろレース終了まで30分。このまま、グランド・スタンドにいてフィニッシュの旗振りを撮るか、歩いてパドック・エリアまで戻って表彰式を撮るか。このサーキットでは、両方は無理だ。

 よし、歩いてパドックに戻ろう。そう考えて歩き出すも、道を歩くと遠回りなので、一区画分の砂漠を横切って近道をすることにした。近道をしてゲートに到着したが、あの気のいい欧風兄ちゃんはもういない。現地人(といってもカタール人ではない)の係員が

本当に歩いてパブリック・エリアまで往復してきたのか!

 なんて言っている。驚く方がおかしいですよ、アナタ。

 その後も、ところどころにいる係員が次々と「本当に歩いて行ってきたの!」とビックリしている。そんなことをする客はいないんだろう。さらに歩いていると、バイクで来た観客(今頃来たの!?)がそばに止まって「乗っていけ」と言ってくれた。二人乗りでパドック近くまで運んでもらった。

最近、どこのスポーツ・イベントにも出てきているレッドブルのキャンペーン・カー。エジプトでも会いました。でも、今日はレッドブル・ガールズに会わなかったなあ

パドック・エリアのゲート外で雑談していた人たちの手には、マーシャル・ビブスが。レースがフィニッシュする前からもう帰り支度をしています

道を外れて砂漠へ突撃。目指すは明かりのついているパドック・エリアのゲート方面

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