NHKの連続テレビ小説「ちりとてちん」主演をはじめ、TBS系「あんどーなつ」「ラブシャッフル」などに出演。女優としてめざましい活躍を続ける貫地谷しほりさんが、フォトブック『カンジヤノハナシ』(発売:ワニブックス/2520円)の発売記念握手会を6日に銀座の福家書店で行なった。
貫地谷さんが書籍を発売するのは、ファースト写真集『二十歳』以来で約3年ぶり。今作は、23歳の貫地谷さんの「現在、ありのままのすべて」を収録したという触れ込みだ。オフでの素顔やオーディションで大役をつかむまでのエピソード、挫折、大切な人との別れなど、「女優への道」を詳細に綴っている。
中でも大きな見どころが、スカウトされた日からの軌跡を追ったというロングインタビュー。取材では「オーディションに受からない時期がありまして……」と語り、その理由を太いまゆ毛だったと分析していた。当時は細いまゆ毛が流行していたそうで、貫地谷さんもそれに倣って細めに。ところが事務所に「もっと太く、自然のままで」と指導され、その通りにしたところオーディションは絶不調。そこでまゆ毛を細めにしたら「少しずつ受かるようになってきた」という。今があるからこそ語れるエピソードだろう。
撮影は本人も大好きな沖縄や、スタジオで撮られているそうだ。お気に入りはスタジオで撮影された黒い衣装を着ているショットで、「大人っぽいから」がその理由。今までこういう写真を撮ったことがなかったようである。沖縄のロケでは、暖かくて気分も開放的になり、笑顔などがナチュラルに撮れてよかったとも語った。
今後も仕事はたくさん控えており、5月9日に映画『THE CODE/暗号』が公開のほか、日韓合作による映画『ノーボーイズ・ノークライ』が年内に公開される予定。8月にはアニメ『屋根裏のポムネンカ』で声優に初挑戦するという。
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