ようやく桜も見ごろを迎え、週末には新人歓迎(あるいは新人の最初の仕事)としての花見が各地で行なわれたことだろう。マイクロソフトは3月25日に、そんなフレッシャーズに向けてセキュリティー対策の重要性を啓発するコンテンツを公開した。
内容はというと、「Microsoft Updateで、Windowsを常に最新の状態にしておこう」「ウイルス対策ソフトやスパイウェア対策ソフトを使おう」など、PCを仕事に毎日使っているビジネスパーソンなら当然知っているべき基本的なことばかり。だが、PCのセキュリティーなんて学生時代や自宅ではほとんど意識しなかったという新社会人も多いことから、用語説明や危機感をあおる内容ばかりでなく、マンガや動画(アニメ)で読みやすく紹介している。
Netbook/UMPCだからって、
セキュリティーをケチらない!
特に最近流行しているNetbook/UMPCは、光ドライブがなかったり、購入価格が安いばかりにセキュリティーソフトの継続利用(支払い手続き)を怠っている、というケースもありがちだ。そうした場合に便利な、ISPによるセキュリティーサービスも紹介している。より実効的なセキュリティーの啓発を狙ったのだろう。
会社で使うPCのセキュリティー対策を怠ると、自分一人ではなく上司や仲間、部署単位から場合によっては全社的に大きな損害を出してしまう場合もある。春で心機一転の機会だから、今年のフレッシャーズだけでなく、PCを仕事に使う方はぜひ一読しておきたい。