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フランス生まれのウサギ型ガジェット「Nabaztag」

2009年03月29日 18時30分更新

文● MacPeople編集部

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国内発売が待望されるNabaztagの友

 「Nano:ztag」と「Ztamp:s」は、ナバズタグを能動的に活用するために欠かせないオプションだ。これらにソフトを割り当てておくと、ナバズタグにかざしたときに即座に実行できる。

Nanoz:tag

RFIDタグを内蔵した「Nanoz:tag」

動作を実行

Nanoz:tagや切手のような「Ztamp:s」をナバズタグの鼻にかざすと、設定したソフトが起動。どのナバズタグにかざしても同じ動作を実行する

 ナバズタグのソフトは自動的に実行されるため、必ずしもユーザーが求めるときに情報を引き出せず、その点で役に立つ。日本では発売の詳細が未定なので、早急に発売を実現してほしい。

電子メールの送信ソフトは、接触したナバズタグの名前や時刻などをメッセージに埋め込める。例えば子供がよく行く先にナバズタグを設置して、メールで子供の行動を把握するといった使い方も可能だ

 ちなみにRFIDタグとNabaztagのRFIDリーダーを活用したソリューションとして、欧州ではRFIDタグ内蔵の絵本が販売されている。これは、子供が絵本をかざすとナバズタグが読み上げてくれるといったもの。現在は英語版とフランス語版が用意されている。

【Conclusion】
○ 欧米の専門誌で人気をさらったガジェットが国内正式発売。キュートな動きとデザインでそこにあるだけで楽しく、しかもある程度は実用的。
× サーバーの挙動が不安定でサービスの実装が不完全。国内発売時に設定サイトの日本語化や「Nanoz:tag」「Ztamp:s」の発売が始まっていない。


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