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手軽に手が届くミニタワーCore i7 m9690jp

2009年03月30日 13時00分更新

文● 小西利明/トレンド編集部

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内部は狭く、大型のカードは装着できない

本体内部

本体内部。小さめの筐体なので、内部はかなり密度が高い。サイズの大きなグラフィックスカードは装着できないだろう

 ドライブベイは充実しているものの、本体サイズを小さくした代償として、内部の容積には余裕がない。グラフィックスカード用のPCI Express x16スロットは2スロットあるが、ハイエンドGPU(GeForce GTX 200シリーズ、Radeon HD 4870シリーズなど)を搭載する長いグラフィックスカードは装着できない。電源ユニットも出力460Wなので、消費電力の多いGPUを使ったり、グラフィックスカードの2枚差しは難しそうだ。

 またマザーボード上のメモリースロットは、パーソナル・メディア・ドライブ用のケージの下に位置している。ユーザー自身でメモリーを増設するには、このケージを取り外さなくてはならないが、簡単には外せない構造になっている。幸い、メモリーは6GB構成で+5250円、12GB構成でも+1万4700円と安価なので、注文時に十分な量のメモリーを積んでしまったほうがいいだろう。

メモリースロットは、ベイを外さないと触れられない

本体右側手前にはパーソナル・メディア・ドライブ用ベイがあり、その裏のメモリースロットは、ベイを外さないと触れられない。内蔵HDDベイも周囲が狭く、後からHDDを足すのは面倒そうだ

 ちなみに、通常のタワー型パソコンはボディーの左側面が開き、マザーボードは右側面側に装着されている。ところがm9690は逆で、マザーボードが左側面に装着され、ボディー右側面が開口する。性能面で特に何か影響があるというわけではないが、珍しい特徴だ。

評価機に付属するリモコン

評価機に付属するリモコンは、HP独自の統合メディアプレーヤー「HP MediaSmart」の操作を前提としている

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