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T教授の「戦略的衝動買い」 第44回

夜中に降りてきたアイディアを逃さないメモパッド

2009年03月23日 17時00分更新

文● T教授

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原始的なメモ用紙に勝るモノなし


 結局、ボイスレコーダーやありとあらゆるPDAの類を使った筆者が行き着いた終着点は「ただのメモ用紙」だった。今まで何度か、歴史的且つ原始的なメモ用紙と、最新テクノロジーのPDAやケータイとの間を無駄に行き来したが、今はそんなバカなことはまったく考えないようになった。「紙のメモに勝る実用的デジタルガジェットは存在しない」というのが30年間デジタルガジェット遊びをして辿り着いた結論だ。

 そんな筆者が、丑三つ時に突然前頭葉側面に浮かんだアイデアを消失することなく記録するために枕元に常備しているアナログガジェットが、フィッシャー社の「NiteNote」(ナイトノート)だ。

NiteNoteには白と黒があるが、国内では黒しか入手できなことが多い。筆者の愛用品は海外赴任していた友人に買っておくってもらったモノだ

 片手で持てて、背面が少しセクシーで魅力的なカーブをした小さなメモトレイには、仰向けでも書けるフィッシャー社の伝統あるボールペンが収納されている。

背面は、大人の片手の手のひらで持ち心地のいい形状をしている

ペンを引き抜くと上部が光り、メモ面を明るく照らす

 そして、アイデアが思い浮かんで目が覚めたその時に、ペンを引き抜くと、専用のLEDライトがメモ用紙の表面を明るく照らす。即座にグッドアイデアを書き込み、ペンを戻し、安堵感と共に熟睡体制に戻ることが可能だ。朝になれば、枕元には何物にも代え難いベストアイデアが残されている。世紀の思い付きは夜中に生まれるのかも知れない。

チョット厚めのスクエアな横罫用紙がスタックされ使いやすい。ナイトタイムのベッド脇以外でも活躍シーンは多いだろう

今回の衝動買い

アイテム:フィッシャー社「NiteNote」
価格:8400円(amazon他ウェブショップ

T教授

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。

 

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