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Core i7搭載のスポーツカー風PC Studio XPS 435

2009年03月23日 15時00分更新

文● 小西利明/トレンド編集部

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メモリー搭載量は最大24GB!

 CPUはCore i7 965 Extreme Edition(3.20GHz)、Core i7 940(2.93GHz)/920(2.66GHz)の3種類から選択。チップセットはCore i7用のIntel X58 Expressと、オーソドックスな構成となっている。

本体左側面

本体左側面。側面通気口はこちら側のみ。デザインを邪魔しない形状になっている

 変わっているのはメモリーの構成だ。トリプルチャンネル接続のため3の倍数になるのは定石どおりだが、1枚4GBのメモリーモジュールも用意されているので、最大24GBを搭載した構成で注文可能となっている。大半のCore i7搭載パソコンは最大12GBまでなのに比べると、「とにかくメモリーがたくさん欲しい」というニーズには最適と言える。OSはWindows Vistaの32bit版、64bit版のどちらも選べる(6GB以上の搭載には、64bit版OSの選択が必要)。

 CPUやメモリーの強力さに比べると、グラフィックスカードのバリエーションはやや大人しい。選択できるのはRadeon HD 4870(1GB)/4850(512MB)だけとなっている。電源出力が475Wで、PCI Express電源コネクターも6ピン+8ピンのみなので、ハイエンドGPUの2枚差しは困難だ(拡張スロットはPCI Express x16とx8をひとつずつ用意)。グラフィックス性能を最重要視するユーザーには、XPS 730xの方が適当な選択肢だろう。内部容積には余裕があるので、サイズの大きなハイエンドグラフィックスカードでも、問題なく装着できる。

本体内部

本体内部。ドライブベイやマザーボード、電源の配置はオーソドックス。内部空間には余裕がある

 内部のドライブベイは、前面からアクセス可能な5インチベイが2つ、3.5インチベイが2つ。内蔵のHDD用3.5インチベイは3つ用意されている。注文時の上限はHDD 2台(1TB×2のRAID 0構成)までだが、4台までは増設可能となっている。

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