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WILLCOM 03でBluetooth GPSを活用する - その3/徹底活用編

2009年03月28日 18時53分更新

文● 山田道夫

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Pocket Mapple Digitalを利用する

 Pocket Mapple Digitalは、市販の地図ソフト「Super Mapple Digital」に付属するWindows Mobile用の地図ソフトだ。「Super Mapple Digital Ver.9」は、DVD全国版が1万2390円(税込・直販価格)とスマートフォンだけでの利用を考えたら安価とはいえないが、地域ごとにダウンロード購入してコストを抑えることも可能だ。

 たとえば、Vectorsony styleなどのようなソフト販売サイトでは、「スーパーマップル・デジタル Ver.9 DL 広域日本システム」(2100円)と全国を14の地域に分け各エリアの地図が945円で販売されている。例えば首都圏に住むユーザーなら、とりあえず「地図データ関東2」(東京、神奈川、千葉を収録)だけを購入しておいて、初期費用を3045円に抑えるといったこともできる。出張や観光旅行などで必要な地域が増えたらそのときに追加で購入すればいい。

 WILLCOM 03へのPocket Mapple Digitalのインストールはむずかしくない。パソコンにSuper Mapple Digitalをインストールした後、「スタート」メニュー→「昭文社 Super Mapple Digital Ver.9」→「Pocket Mapple Digitalインストール」を選択すれば、Windows XP以前の場合はActiveSync、Windows Vistaの場合はWindows Mobile デバイス センター経由でWILLCOM 03にインストールされる。なお、パソコンの「C/Program Files/Super Mapple Digital Ver.9/PMDFiles」にCABファイルがあるので、利用するCABファイル(WILLCOM 03の場合は「Pmd9_wm5.cab」)をコピーして起動するかたちでインストールしてもかまわない。

Pocket Mapple Digital

Pocket Mapple Digitalのセットアップ画面。メニューから選んでいくだけで簡単にインストールすることができる

Pocket Mapple Digital

インポートとエクスポート ウィザードが起動。通常は「ベクトル地図の出力(Windows Mobile 5.0以降)」を選択する

Pocket Mapple Digital

新規にインストールするか既存の地図をインストールするかを選択する

Pocket Mapple Digital

地図の取得方法の選択を選ぶ。マウスで地図をドラッグして選択するか、市区町村単位で選択するかを選ぶ

Pocket Mapple Digital

地図セットに名称を付ける。名前をつけておけば、後で同じデータをインストールする際などにわかりやすい。次に、ActiveSyncなどが起動し、インストールを開始する。microSDカードなどにコピーすることも可能だ

(次ページへ続く)

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