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iMacやMac miniとも比べてみた

新旧Mac Proでガチンコ対決 勝負の行方は……

2009年03月21日 13時30分更新

文● 広田稔/トレンド編集部 撮影●パシャ 協力/MacPeople編集部

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 今回、試したベンチマークに限って言えば、テストによって得手/不得手がある印象だ。

 合計16までのコア(または16個までのCPU)に対応している「CINEBENCH R10」では、Mac Proの中でクロック周波数が最も低いながらも新8コアモデルのスコアが大きく伸びた。一方でiTunesやQuickTimeのエンコードでは、新4コアモデルやクロック周波数が高い旧8コアが若干速かったりしている。

16コアでCINEBENCH R10

新8コアモデルで「CINEBENCH R10」を実行しているところ。仮想コアの数に合わせて1画面を16分割し、16カ所からエンコードを始める。何というか、圧巻

メモリースロット

メモリースロットは、4コアで4基、8コアで8基用意している

 価格を見ると、新8コアモデルは35万8800円、新4コアモデルは27万8800円だ。今回の結果だけでは8万円ほどの差はあまり実感できないかもしれないが、8コアモデルを選ぶメリットは大容量メモリーにもある。

 今回の新Mac Proでは、そもそも搭載できる最大メモリー容量が、8コアでは最大32GB(4GB×8)、4コアでは最大8GB(2GB×4)と異なっている。旧Mac Proではベースが1種類のみ(最大32GB)だったので選ぶ余地がなかったが、ビデオや3Dグラフィックの編集で、メモリーを大量に使うという環境に新機種を導入するなら、8コアモデルに12GB(2GB×6本)などの大容量メモリーを搭載して買った方が快適に作業できるはずだ。

 ちょうどMac Proではメモリーの種類が変わって、価格が大幅に下がっている。Apple Storeでメモリーを見ると、旧Mac Pro用は1GBモジュール2枚で5万400円なのに対して、新Mac Pro用は1GBモジュール2枚で1万80円と5分の1だ。かなり買いやすくなったと言える。

 「結局、4コアと8コアのどちらを買えばいいのか?」という話だが、今回の結果で言えば、PowerMac G5からの乗り換えで、CPUパワーもメモリーもそこそこでOKという人は下位モデルでも体感速度の向上を感じられるはずだ。16コア対応のソフトを使っていたり、メモリーの消費量が多いアプリをいくつも立ち上げるというなら、上位モデルのほうが快適だろう。「金に糸目は付けない、とにかく速いMacを」というなら、8コアモデルでApple StoreのBTOを利用して、CPUをさらに高速な2.66GHz×2/2.93GHz×2に乗せ替える手もある(その代わり値段は跳ね上がるが)。

Apple StoreのBTO価格
4コアモデル 8コアモデル
CPU 2.66GHz×1
2.93GHz×1(+5万5020円)
2.26GHz×2
2.66GHz×2(+15万4350円)
2.93GHz×2(+28万6650円)
メモリー 3GB/3x1GB
6GB/3x2GB(+1万5120円)
8GG/4x2GB(+2万5200円)
6GB/6x1GB
8GB/4x2GB(+1万80円)
12GB/6x2GB(+3万240円)
16GB/8x2GB (+5万400円)
32GB/8x4GB (+61万4880円)

 最終的には、仕事で使っているソフトがどのくらいCPU性能を活かせるのか、自分の作業でメモリーは容量はどれくらい必要なのか、その辺を見極めてから買うのが定石だろう。

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