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富士通「FMV-BIBLO LOOX R/C70N」レビュー

メインマシンになるモバイル「LOOX」の魅力 (2/3)

2009年03月31日 12時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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標準的な配列&ピッチ幅も広いキーボード

 FMV-BIBLO LOOX R/C70Nの良い点は、モバイルパソコンでありながらキーボードが標準的な配列であること。

キーボード部

キーボード部。キーピッチは(標準的なキーで)約18mm、キーストロークも約2mm確保されている

 モバイルパソコンでは通常のキーのサイズを優先し、「半角/全角」キーをファンクションキーの列に配置するなどイレギュラーな配列となることが多い。

 しかし、本機は非常に素直な配列で、キーボードでの文字入力が苦にならないのは大きな利点だ。剛性感も高くしっかり打鍵できるほか、パームレストも十分なスペースが確保されているので手のひらを置いて打つことができる。

 ただ、惜しむらくはキーの上下方向の長さが微妙に切り詰められていること。キートップは正方形だがキー自体が横長になっているため、普通のキーボードのつもりで打鍵していると、例えば「QWERTY」の列のキーを押した際に、同時に数字キーも押してしまうことがある。

 もちろん慣れの問題だろうし設計上の都合もあるが、標準的なキー配列でキーピッチも十分確保されているだけに余計に気になってしまった。


省電力モードへの切り替えがボタン1つでできる

キーボードの上部

キーボードの上部には、サポートアプリケーションの起動ボタン、省電力モードへの切り替えボタン、外部ディスプレーへの切り替え、画面の一部を拡大表示するためのボタンが並ぶ

 キーボードの上にはいくつかのインジケータが並ぶほか、4つの機能ボタンが用意されている。この中で特に便利なのは「省電力モード」へ切り替えるためのボタンだ。

 もちろん、Windowsからでも細かく省電力設定をして、プリセットとして登録しておくことは可能だが、タスクトレイの電源管理アイコンにマウスカーソルを動かし、メニューからプリセットを選ぶというアクションは面倒に感じるというユーザーは少なくないだろう。

 本体中央よりやや左側にシフトして配置されている「フラットポイント」(タッチパッド)は、大きくはないものの実用上の問題はない。

 なお、左右クリックのボタンの間には、指紋認証に加え、上下スクロールキーにもなるセンサーが配置されている。ただ、個人差があるかもしれないがスクロールに利用したときの感度が低く、スムースに使うことができなかった。

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