このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

Eye-Fiでワイヤレスの利便性を体感する

2009年03月13日 17時00分更新

文● 吉田陽一/トレンド編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 昨年末にEye-Fi Japanから国内販売が開始されたEye-Fi Share。すでに入手して使っている人もいるだろう。カシオから、このEye-Fi Shareに対応した「EXILIM EX-Z400」も発売されている。今回、両者を借用できたのでさっそく組み合わせて使ってみた。

Eye-Fi Shareはケーブルレスで撮影データを転送できる優れモノのカードだ

 Eye-Fi Shareはデジタルカメラ専用の無線LAN内蔵SDメモリー型カードで、記憶容量は2GBのみ。日本向け製品では静止画専用となっているが、アメリカではすでに動画対応製品も発表され、まもなく発売される予定だ。

SDカード型のEye-Fi Share本体と付属のカードリーダー

SDカード型のEye-Fi Share本体(右)と付属のカードリーダー。国内での販売価格は9980円で、Amazonや楽天、Eye-Fi Japanのオンラインストアから購入可能だ

 セットアップは簡単で、Eye-Fi Share本体を差した付属のカードリーダーをパソコンのUSBポートに接続し、指示に従ってソフトウェアをインストールするだけ。あとはネットワークの設定をするだけですぐに使うことができる。撮影した画像の転送は、あらかじめ設定してある無線LANシステムを検知すると自動的に行なわれる。

インストールと設定

インストールと設定は10分もかからない

 Eye-Fi Shareだが、いろいろな使われ方がされているようだ。たとえば、会議で議事録代わりにホワイトボードを撮影して参加者に画像を公開している人や、カメラマンがスタジオで撮影する際に無線LAN経由で画像を自分のパソコンに取り込んだりしている。カメラからワイヤレスに画像を転送できるメリットを享受している人は意外と多そうだ。

あるカメラマンの場合は、スタジオの撮影で活用しているとのこと。彼は製品写真の撮影時は、仕事道具のデジタル一眼レフにEye-Fi Shareを差し込んで使っている。撮影した画像は、スタジオに設置されている無線LAN経由で作業用のマックに取り込まれるように設定されている。Eye-Fi Shareの導入後はケーブルレスで撮影後即座にマックの大きな画面で確認できるようになり、撮影付き添いのクライアントの確認が手早くできて大変助かっている、とのことだった

(次ページへ続く)

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン