昨年末にEye-Fi Japanから国内販売が開始されたEye-Fi Share。すでに入手して使っている人もいるだろう。カシオから、このEye-Fi Shareに対応した「EXILIM EX-Z400」も発売されている。今回、両者を借用できたのでさっそく組み合わせて使ってみた。
Eye-Fi Shareはケーブルレスで撮影データを転送できる優れモノのカードだ
Eye-Fi Shareはデジタルカメラ専用の無線LAN内蔵SDメモリー型カードで、記憶容量は2GBのみ。日本向け製品では静止画専用となっているが、アメリカではすでに動画対応製品も発表され、まもなく発売される予定だ。
セットアップは簡単で、Eye-Fi Share本体を差した付属のカードリーダーをパソコンのUSBポートに接続し、指示に従ってソフトウェアをインストールするだけ。あとはネットワークの設定をするだけですぐに使うことができる。撮影した画像の転送は、あらかじめ設定してある無線LANシステムを検知すると自動的に行なわれる。
Eye-Fi Shareだが、いろいろな使われ方がされているようだ。たとえば、会議で議事録代わりにホワイトボードを撮影して参加者に画像を公開している人や、カメラマンがスタジオで撮影する際に無線LAN経由で画像を自分のパソコンに取り込んだりしている。カメラからワイヤレスに画像を転送できるメリットを享受している人は意外と多そうだ。
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