実際に空を見ながら星座を探せるニンテンドーDS用ソフト「星空ナビ」。おとめ座は月のそばにある
そうだ宇宙、見よう。
宇宙に浮かぶ星の数こそ限りないが、地球から見られる星座の数は88個だけということはご存知だろうか。覚えようとすれば覚えられるだろうが、天体儀でも持っていない限り、実際に空を見ながら「あれが何座」と教えてもらう機会にめぐりあうことはない。
その中に「かみのけ座」や「インディアン座」「はえ座」など名前を聞くだけで胸ときめく珍星座があるのだが、書籍を参考に実際に空を見上げても見つけるのは難しい。そのモヤモヤをバッサリ払拭してくれるのがニンテンドーDS「星空ナビ」だ。
ニンテンドーDS「星空ナビ」、予価8190円で3月26日に発売予定。ゲームソフトと考えてしまうと値段は高めだが、遊べる辞書ソフトとして考えたら妥当な値段かも
難しいことを考えず、ニンテンドーDSにスロットインするだけですぐに使えるので使用欲がかきたてられる。本体内蔵の加速度センサーで座標をとらえ、画面上で目の前に見えている星座を「解説してくれる」という仕組みだ。能書きばかり続けていても仕方ないので、実際に星座を探してみた。
「少しでも星が見えそうなところを」ということで公園のジムに登る25歳
ソフトの電源を入れ、星座を探してみる
50音から星座を選択すると、「その星座はこちら」とナビがあらわれる。それに合わせてDSを動かしていけばオーケーだ
ソフト起動時のトップページでは星空トリビアを教えてくれる。GPSを搭載しない代わりに、座標を設定すれば旅行先でももちろん使える(右)
星座だけでなく彗星や星雲なども探せる。M78星雲を見つけることも出来た。余談だが、ウルトラマンの故郷は本当はM87星雲という設定だったのだが脚本時に「M78」に書き換わってしまったのだ
「天文現象」では今後起きる天文現象をまとめてカレンダー化してある。画面で「どうなるのかシミュレート」を観ながら、wktkして待つべし
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