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ライトユーザー向け新データ端末、日本通信が発売

2009年03月10日 20時37分更新

文● トレンド編集部

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 日本通信は10日、新データ端末「Doccica」(ドッチーカ)MF636を発表した。この端末はNTTドコモのFOMA 3Gネットワークに対応しており、MVNOでの利用となる。すでに人口カバー率100%基地局7万5424局のFOMAのネットワークが、そのまま利用できるメリットがある。

端末のサイズは高さ69×幅26.5×厚さ12mm。重量30g。キャップを外すとUSBコネクタが現われる。この端末の製造は中国ZTE社

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日本通信ではNTTドコモのFOMA 3Gネットワークを利用することで、既存の事業者よりも人口カバー率や基地局の数で優れたサービスを提供できるとしている

 なお、無線LANを利用できるパソコンでの使用時には、提携している公衆無線LANサービスが利用可能となる。利用可能なサービスはFREESPOT、BBモバイルポイント、ホットスポット、エアポートネットの4社。


料金体系はプリペイド式の時間従量制料金

 データ通信料金だがプリペイド式で、時間従量制で接続料金は1分10円となっている。端末購入時には500分(5000円分)、そして有効日数として90日間使用できることになっている。なお、追加チャージは接続用アプリケーション上より、100分(1000円/60日有効)から1000分(1万円/120日有効)まで購入することが可能だ。また、有効期限延長のみの場合、延長30日で300円となっている。

Doccicaの料金プラン

Doccicaの料金プラン。チャージの金額は表中にある通りだ

 なお、無線LANサービスを利用する場合、無線LANサービスの利用1回で手持ちのチャージから30分(つまり300円)が減算される。ただ、同一の事業者の無線LANスポットへのアクセスであれば、1回の利用料で当日内は何回でもアクセス可能。


本機のターゲットは国内出張をするビジネスマンか

 日本通信では、本機は「あまりヘビーにネットを使わないライトユーザー」に使ってもらいたいと考えているようだ。「出先で一日数分程度のネット接続ができれば良い場合」や、「たまの出張先で公衆無線LANなどが使えないけどネット接続は必須の場合」などが合致するのではないだろうか。

 本機は3月26日から日本通信オンラインストアや全国の家電量販店で販売を開始する予定。価格は1万4800円。

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