大日本印刷、863万件以上の個人情報が流出

大日本印刷(株)は12日、ダイレクトメール(DM)などの印刷物作成のために企業などから預かっていた個人情報の一部が流出した件に関して、すでに公表している以外の個人情報も持ち出され、インターネット通販詐欺グループに売り渡されていたことが判明したと発表した。これは、同社の電算処理室内に勤務していた業務委託先の元社員によるもので、社内調査と得意先での確認の結果、流出した個人情報の総数は現時点で863万7405件、所有会社数は43社に達するという。

同社の発表において現時点で社名が公開されているのは、アメリカンホーム保険会社、イオン(株)、NECビッグローブ(株)、NTTファイナンス(株)、カルピス(株)、近畿日本ツーリスト(株)、KDDI(株)、(株)京葉銀行、(株)ジャックス、ソネットエンタテインメント(株)、千葉トヨタ自動車(株)、(株)ディーシーカード、トヨタカローラ神奈川(株)、トヨタ自動車(株)、ニフティ(株)、日本ヒューレット・パッカード(株)、弥生(株)、UFJニコス(株)の18社(580万9224件)。

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