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東洋製罐とNEC、RFIDタグを内蔵したペットボトル容器を共同開発――RFIDタグをキャップに内蔵

2007年03月06日 21時21分更新

文● 編集部

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東洋製罐(株)と日本電気(株)は6日、ペットボトル容器用のRFIDタグ(IC)内蔵キャップ“RFIDタグ内蔵キャップ”を世界で初めて開発したと発表した。これは、ペットボトル容器のプラスチックキャップ内にICチップと小型アンテナを成型加工により内蔵したもので、見た目が従来の容器と変わらないのが特徴。周波数として2.45GHzを利用するパッシブタイプで、通信距離は10cm。飲料などの水分による電波損失は防止されているという。

“RFIDタグ内蔵キャップ”(左) “RFIDタグ内蔵キャップ”を用いたペットボトル容器
“RFIDタグ内蔵キャップ”(左)“RFIDタグ内蔵キャップ”を用いたペットボトル容器

“RFIDタグ内蔵キャップ”は、NECエレクトロニクス(株)がプロトタイプを開発。チップ製造時に個別IDを書き込むが、用途に応じて必要な情報を随時書き込めるようになっている。ペットボトル容器の廃棄時にキャップからRFIDタグを外すことができるタイプも用意されている。量産開始時期については、2008年を目指しており、東洋製罐グループの日本クラウンコルク(株)が製造するとしている。

東洋製罐とNECでは、RFIDタグ内蔵容器を“ユビキタス情報容器(仮称)”と位置付け、一般消費財メーカー(飲料メーカーや食品メーカーなど)が、より消費者に魅力的なキャンペーンや商品説明などを行なえるようにすることで、新しいサービスや高付加価値商品の開発が可能としている。また、一般消費財メーカーとの用途開発や市場開拓の共同検討も進め、金属缶(スチール缶/アルミ缶)やプラスチック容器、ガラスびん、紙容器などあらゆる容器へのRFIDタグの内蔵についても共同で検討し、順次試作品を開発する予定としている。

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