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ソニー、フルHD静止画出力機能を備えたデジタルカメラ“サイバーショット”新製品4機種を発表

2007年02月28日 20時13分更新

文● 編集部 小西利明

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光学15倍ズームにアドバンスドスポーツモード搭載
DSC-H7

高倍率のズームレンズを搭載するデジタルカメラ“サイバーショットH”シリーズの新製品として、『DSC-H7』が発表された。新製品共通の特徴を備えるのに加えて、大型のレンズを搭載する製品ならではの特徴を備える。ボディーカラーはシルバーとブラックの2色が用意される。

まず光学ズーム機能が強化され、従来機種『DSC-H5』の光学12倍ズームを上回る、光学15倍のズーム機能を備える。さらにCCDの一部を利用することで、画質を損なわずズーム倍率を上げる“スマートズーム”も強化され、約25倍ズームが可能な“HDスマートズーム”機能となっている。光学式手ぶれ補正機能も内蔵する。

また、大きく動く被写体にも正確にピントを合わせる“アドバンスドスマートズーム”機能を搭載した。運動会で走る子供のように、通常のオートフォーカスではピントが合わなかったり、あらかじめピントを合わせておきにくい被写体に対して、常に画面中心の被写体を追い続けることで、シャッターチャンスを逃さず撮れるモードであるという。

撮像素子には有効画素数約810万画素のCCDを搭載。液晶ディスプレーは2.5インチ/約11万5000画素。記録媒体や内蔵撮影用メモリーについてはT100と同様。バッテリー撮影枚数は約250枚となっている。

発売日は4月27日の予定。予想実売価格は5万円前後。

撮像素子 有効画素数
1/2.5型 約810万画素
レンズ
カール ツァイス“バリオ・テッサー”(F値 F2.7-4.5、焦点距離 f=5.2~78mm/35mmフィルムカメラ換算時31~465mm相当)
ズーム機能
光学 15倍
液晶パネル
2.5型/約11万5000画素
バッテリー撮影枚数(CIPA準拠)
約250枚
サイズ/重量(撮影時)
幅109.5×奥行き85.7×高さ83.4mm/約514g

エントリー層重視のスタンダードモデル
DSC-W80

デジタルカメラ初心者などを主なターゲットユーザーに想定する“サイバーショットW”シリーズは、14日に発表された『DSC-W35』に続いて、新たに『DSC-W80』が発表された。W35が初心者を重視して低価格を重視した構成となっているのに対して、W80はやや性能を重視して、光学式手ぶれ補正機能や、新機種共通のフルHD解像度出力や検出機能といった特徴を有している。

初心者重視のデザインとしては、撮影モードを把握しやすいモードダイヤルの搭載や、光学ファインダーの装備などが挙げられている。後述するが、価格も他の新製品と比べてやや安価である。本体カラーはシルバー、ホワイト、ピンクの3色のカラーバリエーションが用意されている。

レンズや撮像素子についてはW35と同等で、撮像素子には有効画素数720万画素のCCDを搭載。光学3倍ズームのレンズを備える。液晶ディスプレーは2.5インチ/約11万5000画素で、W35の2インチより一回り大きい。バッテリー撮影枚数は約340枚。内蔵撮影用メモリーは31MBを搭載する。

発売日は4月20日の予定。予想実売価格は3万3000円前後。

撮像素子 有効画素数
1/2.5型 約720万画素
レンズ
カール ツァイス“バリオ・テッサー”(F値 F2.8-5.2、焦点距離 f=5.8~17.4mm/35mmフィルムカメラ換算時35~105mm相当)
ズーム機能
光学 3倍
液晶パネル
2.5型/約11万5000画素
バッテリー撮影枚数(CIPA準拠)
約340枚
サイズ/重量(撮影時)
幅91.0×奥行き22.9×高さ58.0mm/約155g

またW80の製品バリエーションとして、カメラ本体にフルHD解像度出力機能を備えたクレイドルとフォトプリンターをセットにした『DSC-W80HDPR』も発売される。クレイドルの“TV用サイバーショットステーション”『CSS-HD1』と、昇華型カラープリンターが同梱されており、クレイドルをプリンター経由で大画面デジタルTVに接続すれば、W80内の写真をハイビジョン品質で表示しながら、印刷したい写真を付属リモコンから1ボタンで印刷可能となっている。

発売日は4月27日の予定。予想実売価格は5万円前後。

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