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NEC、選択肢入力だけで検索が行なえる情報ナビゲーションシステムを開発

2007年02月13日 23時41分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は13日、ユーザーが情報を検索するときに、検索対象となるコンテンツの内容やユーザーの利用状況(場所、時間など)といった情報から自動的に選択肢を提示し、ユーザーが選択肢を選ぶことで目的の情報へと誘導する情報ナビゲーションシステムを開発したと発表した。

従来の検索システムでは、ユーザーが適切なキーワードを思いつかなかったとき、キーワードや検索条件を設定し直して何度も検索を行なう必要があったが、新しい情報ナビゲーションシステムでは提示された選択肢を選んでいくだけで検索が行なえるため、利便性が大幅に高まるという。

今回開発された情報ナビゲーションシステムには、同社が開発した“キーワード動的生成技術”と“対話型ナビゲーション技術”が利用されている。その内容は以下のとおり。

キーワード動的生成技術
検索対象となるコンテンツのカテゴリー/キーワードの分布、検索実行時のユーザーの状況(場所/時間など)、ユーザーの検索履歴などをもとに、システムが自動的にキーワードを抽出し、“情報を絞り込むためのおすすめ選択肢”としてユーザーに提示できる技術
対話型ナビゲーション技術
ユーザーが選択したキーワードから、さらに情報を絞り込むための選択肢を提示していくことで、ユーザーがシステムと対話をするように検索が行なえる技術

同社は新しい情報ナビゲーションシステムを利用し、“コンタクトセンター業務サポートシステム”と“グルメ情報検索システム”を開発した。

“コンタクトセンター業務サポートシステム”は、サポート業務などの顧客対応担当者向けのシステムで、障害の発生個所(用紙など)、発生個所に関するキーワード(詰まる、汚れる)などの選択肢を選んでいくことで、過去のデータの中から類似した事例とその対処方法が検索できるもの。これにより担当者が簡単に過去の障害事例を検索できるようになり、顧客に対して迅速な対応が行なえるようになるという。NECフィールディング(株)では“コンタクトセンター業務サポートシステム”を障害事例検索業務に適用する実験を1ヵ月間行ない、その有効性が確認できたとしている。

“グルメ情報システム”はシステムがユーザーの位置情報や過去の検索結果をもとに、営業時間外のレストランをあらかじめ省いたり、駐車場の有無などの選択肢をユーザーに提示したりして、ユーザーが自分に最適なレストランを見つけられるというシステム。 携帯電話機を使った実証実験では、従来のシステムに比べ、検索のやり直しの減少やレストランの発見率の向上のほか、発見した情報への満足度も高いという結果が出たという。

同社ではこの情報ナビゲーションシステムをナレッジマネジメントシステム、ECサイト、情報検索ポータルサイトなどに適用する予定という。“コンタクトセンター業務サポートシステム”については、NECフィールディングでの実験を進め、2007年度からの実運用を目指すとしている。

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