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ティアック、ギター練習用のMP3プレーヤー『MP-GT1』を発売

2007年02月08日 00時00分更新

文● 編集部

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ティアック(株)は8日、ギター練習専用のMP3プレーヤー『MP-GT1』を、プロオーディオ向けブランド“TASCAM(タスカム)”の新製品として28日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は2万円前後。

『MP-GT1』の写真
『MP-GT1』

MP-GT1は、ギター接続用の“ギターイン端子”を備えたMP3プレーヤー。ギターを接続すれば、再生する曲に合わせてギターを練習できるのが特徴。ギター練習用のマルチエフェクターを搭載しており、ギター用のエフェクト機能として、歪み系がディストーション/オーバードライブ/コンプレッサー、モジュレーション系がフランジャー/フェイザー/コーラス/トレモロ/ピッチシフターなど、空間系がディレイ/リバーブを備えている。ギター練習用の“ギタートレーナー”機能として、再生する曲の音程を変えずに、再生スピードだけを-50~+16%の範囲で変更できる“VSA(Variable Speed Audition)機能”を搭載する。再生する曲のギターの音を取り除ける“ギターキャンセル機能”を搭載しており、取り除くギターの定位は左右共に10段階から、周波数帯域はミッド/オールから選択でき、再生する曲に合わせて設定できる。ギター用のチューナー機能、メトロノーム機能、ループ再生機能なども装備している。本体の操作や各機能の設定は、液晶ディスプレーで確認してボタンやジョグホイールで行なえ、エフェクト機能とループ機能は液晶ディスプレー下部の専用ボタンから選択でき、各種機能の設定などはジョグホイールで行なう。

メモリー容量は1GB。液晶ディスプレーはモノクロ表示(2階調)で解像度が128×64画素。対応音楽ファイル形式はMP3で、ビットレートは32~320kbps(VBR対応、日本語表示非対応)。パソコンからのファイル転送はドラッグ&ドロップで行なえる。マスストレージクラスにも対応している。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。歪率は0.05%以下。S/N比は90dB以上。オーディオ出力としてヘッドフォン端子を備えている。インターフェースはUSB 2.0。電源は内蔵リチウムイオン電池。充電はUSBバスパワーで行なう。オプションのACアダプターでも充電が行なえる。連続再生時間は8時間。消費電力は約1.5W。本体サイズは幅78×奥行き25.5×高さ105mmで、重量は220g。対応機種は、動作クロック周波数が300MHz以上のPentium互換CPUで、メモリーが128MB以上のPC/AT互換機と、CPUがPowerPC G3-266MHz以上、メモリーが64MB以上のMacintosh(Intel Mac含む)。対応OSはWindows Vista/XP/2000、Mac OS X 10.2以上。

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