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松下電器、デジタルハイビジョン液晶テレビ“VIERA”『TH-32LX75S』など6機種を発売

2007年01月29日 21時56分更新

文● 編集部

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松下電器産業(株)は29日、地上/BS/110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ“VIERA(ビエラ)”の新製品として、“LX75”シリーズ3機種と“LX70”シリーズ2機種を2月20日に発売すると発表した。併せて15Vインチ地上/BS/110度CS液晶テレビ『TH-15LD70』も発売する。価格はオープン。

“LX75”
“LX75”

“LX75”のラインアップは、32Vインチの『TH-32LX75S』と『TH-32LX75』、26Vインチの『TH-26LX75S』の計3機種。新“IPSαパネル”を搭載したほか、新機能として“W(ダブル)スピード”と“WコントラストAI”を搭載することで高画質システム“PEAKS(ピークス)”を強化したのが特徴。

“Wスピード”は、映像を従来機種の2倍となる毎秒120フレームで表示し、独自の動きベクトル解析技術により全方向の動画ボヤケを低減する技術で、動画解像度は600本以上という。“WコントラストAI”は、画面全体の映像情報を1画素単位でピックアップし、1フィールドごとに影像シーンの特徴をリアルタイムで検出することで画面内のコントラスト感を高める“ダイナミックコントラストエンハンサー”と、1フィールドごとに検出した影像の特徴に応じてバックライトの明るさをリアルタイムで制御する“インテリジェントバックライトコントローラー”で構成されている。これによりコントラスト比を従来機種の2倍となる約7000:1に高めたという。HDDレコーダーやAVアンプとの機器連動機能“ビエラリンク”も搭載されている。

地上/BS/CS110度デジタルと地上アナログに対応した“テレビ番組ガイド(EPG)”を搭載するほか、テレビポータルサービス(株)のテレビポータル“アクトビラ”にも対応している。

解像度は1366×768画素。機種名の最後に“S”が付けられている機種は、スピーカー(2.3×10cm)×2とウーハー(6×12cm)×2を搭載した機種。スピーカーには業界初という竹素材の振動板を採用したという。Sなしはフルレンジスピーカー(6×12cm)×2のみとなる。入力はHDMI×2、D4端子×2、S2×2、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)などを装備する。LX75のみ1080p対応のHDMI端子を前面にも装備している。最上位機種『TH-32LX75S』の本体サイズは幅836×奥行き248×高さ248mm(スタンド込み)、重量は約18.5kg。消費電力は130W(待機時消費電力は約0.1W)。

編集部による予想販売価格は、『TH-32LX75S』が24万円前後、『TH-32LX75』が23万円前後、『TH-26LX75S』が20万円前後。

“LX70”
“LX70”

“LX70”のラインアップは、23Vインチの『TH-23LX70』と20Vインチの『TH-20LX70』の2機種。視野角が上下/左右178度のIPS液晶パネルを搭載し、新開発の“コントラストAI”を搭載したモデル。解像度は1366×768画素。入力端子は、HDMI×2、D4端子、S2×2、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)などを装備し、スピーカーは竹素材振動板のフルレンジ(5cm径)×2を搭載する。『TH-23LX70』の本体サイズは、幅565×奥行き233×高さ453mm(スタンド込み)、重量は約10.5kg。

編集部による予想販売価格は、『TH-23LX70』が15万円前後、『TH-20LX70』が11万円前後。

『TH-15LD70』
『TH-15LD70』

『TH-15LD70』は、アスペクト比が4:3のIPS液晶パネルを採用し、“コントラストAI”や“ビエラリンク”を搭載したエントリー向けの機種。解像度は640×480画素。入力端子は、HDMI、D4端子、S1×2などを装備する。本体サイズは幅367×奥行き189×高さ389mm(スタンド込み)、重量は約6.5kg。『TH-15LD70』が8万5000円前後。

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