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サンとインテル、広範な戦略提携合意を発表

2007年01月23日 21時55分更新

文● 編集部

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サン・マイクロシステムズ(株)とインテル(株)は23日、米サン・マイクロシステムズ社と米インテル社が現地時間の22日、基幹業務向けテクノロジー/共同技術開発/設計/マーケティング活動などの広範な分野での戦略提携に合意したと発表した。

インテルは、SolarisをIntel Xeonプロセッサー搭載サーバー対応の主要OSと基幹業務用のUNIX OSとしてサポートするほか、サンのSolaris/Java/NetBeansの各製品を支援するという。
インテルの社長兼CEOのポール・オッテリーニ(Paul S.Otellini)氏は「私たちは、サンと協力してSolarisとインテルXeonプロセッサーを組み合わせた優れたソリューションを全世界のエンタープライズ顧客に提供できることを、非常にうれしく思います。サンとインテル両社の最高のテクノロジーを結集することで、今後長期にわたり、革新的な製品を提供することができます」と述べている。

サンは、現行製品に加え、インテル・アーキテクチャーを採用したSolaris対応プラットフォームを2007年前半に発表するほか、インテルプロセッサー(ユニ/デュアル/マルチ)を搭載したサーバーとワークステーションを投入する予定で、Solaris/Windows/Linuxをサポートするとしている。4プロセッサー以上のXeonを搭載したSolaris対応システムについても協力するという。
サンの社長兼CEOのジョナサン・シュワルツ(Jonathan Schwartz)氏は「インテル Xeonプロセッサの長期的なロードマップ、そしてSolarisとSun Javaを搭載したインテルXeonプラットフォームの性能に、大いに期待しています。インテルがSolarisのサポートとOEM提供に合意したことで、両社の市場は世界中でさらに拡大するでしょう。これは業界にとってまさに画期的な提携です」と述べている。

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