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JCS、最大150TBのRAIDサブシステム一体型64bitNAS『Type VCNP-3U/-2U』を発売

2007年01月18日 20時00分更新

文● 編集部

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(株)日本コンピューティングシステムは18日、最大150TBまで増設できるRAIDサブサブシステム一体型のNAS装置として、16ベイモデル『Type VCNP-3U』、12ベイモデル『Type VCNP-2U』、8ベイモデル『Type VCNP-2UE』を19日に発売すると発表した。価格はXeon搭載モデルの場合、『Type VCNP-3U』が135万4500円から、『Type VCNP-2U』が112万3500円から、『Type VCNP-2UE』が97万6500円から。

『Type VCNP-3U』
『Type VCNP-3U』

同製品は、耐障害性能を高めるRAIDサブシステムを内蔵したNAS。NASヘッド部のCPUはIntel Xeon 5300/5100/3000シリーズ、Core 2 Duo/AMD Opteronから選択できる。対応するRAIDレベルは、0、1、0+1、3、5、6、JBODで、ホットスワップ/オートリビルドが可能になっている。ネットワークインターフェースは、Gigabit Ethernetポート×2を標準で装備しており、オプションで10Gbit Ethernetカードを5枚またはGigabit Ethernetカードを5枚まで追加でき、Gigabit Ethernetポートは理論上22ポートにできる。ネットワーク転送プロトコルはTCP/IP、AppleTalkに対応している。OSはWindows Storage Server 2003 R2を搭載している(32bit版も選択可能)。

『Type VCNP-3U』は、HDDベイを16ベイ搭載し、750GBのHDDを搭載した場合の容量は、RAID 0の構成で12TB、RAID 5で11.25TB、RAID 5+ホットスペアでは10.5TBとなる。ある特定時点でのファイル/データの状態を記録する“スナップショット機能”を搭載している。NASサーバーに障害が発生しダウンした場合に他のNASサーバーに切り替わり、ユーザーにサーバーダウンを感じさせない“フェイルオーバー機能”も搭載しているのが特徴。

メモリーはサーバー向けDRAMモジュール規格のFB-DIMMを採用し、標準で2GB(DDR2 1024MB×2、ECC付き)搭載する(最大32GB)。拡張スロットはXeon5100/5300番台搭載モデルの場合、PCI-X×6(133MHz×3、100MHz×3)、インターフェースはシリアル×1、USB×2を装備する。本体サイズは幅482奥行き740×高さ133mm。電源は820Wの2+1リダンダント冗長化電源。

『Type VCNP-2U』 『Type VCNP-2UE』
『Type VCNP-2U』『Type VCNP-2UE』

『Type VCNP-2U』と『Type VCNP-2UE』は、HDD搭載数を減らしたモデル。メモリーはサーバー向けDRAMモジュール規格のFB-DIMMを採用し、標準で2GB(DDR2 1024MB×2、ECC付き)搭載する(最大32GB)。拡張スロットはPCI-X×2、インターフェースはシリアル×1、USB×2を装備する。本体サイズは幅482奥行き740×高さ88mm。電源は600Wのリダンダント電源。

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