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日本SGI、“オフロードモデル”と“ゴルフモデル”のセグウェイを販売開始

2007年01月18日 16時57分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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日本SGI(株)は18日、2006年10月に発表していた米セグウェイ(Segway)社製の左右2輪の電動自動車“セグウェイ”の新型“オフロードモデル”『Segway PT x2』と“ゴルフモデル”『Segway PT x2 Golf』(関連記事)の販売を開始したと発表した。価格はx2が99万9000円、x2 Golfは110万円で、それぞれ別途保険料(6万7500円)が必要。日本国内では道路交通法の関係で、購入しても公道では使用できない。そのため、同社では工場や倉庫、大学、研究所などの広い敷地(私有地)を持つ施設向けに販売するとしている。

掲載当初、x2の価格を99万9900円を記述しましたが、正しくは99万9000円となります。お詫びして訂正いたします。 (2007年1月19日)
オフロードモデルの『Segway PT x2』
セグウェイの新型モデル、オフロードモデルの『Segway PT x2』

今回発表された2製品は、従来のセグウェイ『Segway PT i2』より車輪を大型化したのが特徴で、x2はオフロード用タイヤに変更して安定性を向上させている。そのため、山間部や海辺での走行も可能で、建設業界や農業分野への応用を期待しているという。

ゴルフ向けモデルの『Segway PT x2 Golf』
同じくゴルフ向けモデルの『Segway PT x2 Golf』

x2 Golfは、一般用のi2のタイヤでは滑りやすい芝の上での運用を考慮したタイヤに変更し、ゴルフバッグを搭載するパーツが付属している。一般的な4輪電動車のゴルフカートよりコンパクトで小回りが利くため、各地のゴルフ場への販売を見込むとしている。

“セグウェイステーション”
“セグウェイステーション”

なお、同時にセグウェイの各種モデルの展示スペースや商談コーナー、ヘッドライトや盗難防止ロック、バッテリーなどのアクセサリー類を展示できる販売代理店向けキット“セグウェイステーション(Segway Station)”を開発したと発表した。これは、セグウェイを使った観光ガイドや、セグウェイを体験市場できるアトラクションの企画・運営拠点として利用でき、セグウェイビジネスの初期導入を低コストで容易に行なえるという。セグウェイステーションの設置に必要な面積は約35m2、工事期間は約2日間。販売価格は基本構成で500万円から、月額リース料は16万7000円(基本構成での参考価格、リース期間は36ヵ月)。

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