日本ビクター(株)は15日、HDDカムコーダー“Everio(エブリオ)”の新機種として、537万画素の1/2.5インチCCDを内蔵し、40GBのHDDを搭載する『GZ-MG575』を2月下旬に発売すると発表した。併せて30GBのHDDを搭載する『GZ-MG555』を発売する。価格はいずれもオープン。編集部による予想販売価格は、『GZ-MG575』が14万円前後、『GZ-MG555』が13万円前後。
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| 『GZ-MG575』 |
『GZ-MG575』は、537万画素の1/2.5インチCCDを搭載し、最大2592×1944画素の静止画記録を行なえるのが特徴。HDDは40GBで、約14時間10分の動画を記録可能(解像度720×480画素、画質モード“ファインモード”時)。新たに開発した画像処理エンジン“ギガブリッド”を搭載し、S/N比が従来機種より約30％向上したという。DV出力端子とS-Video端子を備えたドッキングステーション“エブリオ ドック”が付属し、充電/ダビングなどが“エブリオ ドック”にセットするだけで行なえる。液晶ディスプレーを開くと約1秒で撮影準備が完了するという“高速起動モード”も備えている。
CCDの有効画素数は、動画が398万(4:3)/324万(16:9)、静止画が504万(4:3)/377万(16:9)。SDHCメモリーカード対応のSDカードスロットを搭載し、動画/静止画の記録が行なえる。動画記録形式/音声記録形式はMPEG-2 PS/Dolby Digital。静止画記録形式はJPEG(DCF準拠、DPOF/PRINT Image Matching II対応) に対応。レンズは光学10倍ズームレンズ(35mm換算/動画撮影時に43～430mm、静止画撮影時に38～380mm)を搭載する。最低照度は15ルクス(シャッター速度1/60秒)。ディスプレー用2.7インチ液晶パネルは約11万2000画素。
インターフェースはUSB 2.0、AV入出力(3端子3.5mmミニプラグ)、マイク入力など。本体サイズは幅74×奥行き118×高さ72mm、重量は約470g(バッテリーを含む)。本体カラーはチタンシルバーとソリッドブラックの2種類。電源はACアダプター(DC11V)または内蔵リチウムイオンバッテリーを利用し、最長連続撮影時間は液晶ディスプレー使用時で約1時間15分、液晶ディスプレー＋LED使用時で約1時間10分。
付属ソフトは、動画再生ソフト『PowerCinema NE for Everio』、DVDオーサリングソフト『PowerProducer 3 NE』、ビデオ編集ソフト『PowerDirector 5 NE Express』の3つをまとめた『CyberLink DVD Solution』と、静止画の閲覧/編集が行なえるソフト『フォトナビゲーター』。付属ソフトの対応OSは、Windows XP Home Edition/Professional。対応機種は、Pentium 4-1.6GHz以上(Pentium 4-2.2GHz以上を推奨)のCPUと256MB以上(512MB以上を推奨)のメモリーを搭載したPC/AT互換機。
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| 『GZ-MG555』 |
『GZ-MG555』は、30GBのHDDを搭載するモデル。HDD以外のスペックは『GZ-MG575』と同じだが、本体カラーはチタンシルバーのみとなる。
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| 『CU-VD20』 |
併せて同社は、“Everio”専用DVDライターの新機種『CU-VD20』を2月下旬に発売する。価格はオープン。編集部による予想販売価格は2万5000円前後。
『CU-VD20』は、“Everio”シリーズのHDDカムコーダーと接続することで、“Everio”本体からDVD-R/-R DL/-RWへのライティングを行なえるのが特徴(CD-R/-RWの書き込みは非対応)。パソコンの外付けDVDドライブとしての使用も可能。書き込み速度は、DVD-Rが8倍、DVD-R DLが4倍、DVD-RWが4倍。
インターフェースはUSB 2.0。バッファーメモリーは2MB。本体サイズは幅171×奥行き262×高さ56mm、重量は約1.4kg。パソコンと接続する場合の対応OSはWindows XP Home Edition/Professionalで、対応機種はPentium III-800MHz以上(Pentium 4-2GHz以上を推奨)のCPUと、128MB以上(256MB以上を推奨)のメモリーを搭載したPC/AT互換機。ライティングソフト『Power2Go 5.5 Lite』が付属する。
