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シマンテック、モバイル機器向けのウィルス対策ソフト『Mobile AntiVirus 4.0 for Windows Mobile』を発売

2007年01月15日 22時57分更新

文● 編集部

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シマンテック(株)は15日、米シマンテック社がモバイル機器向けのセキュリティーソフト『Mobile AntiVirus 4.0 for Windows Mobile』を同日付けで発売すると発表した。

同製品は企業向けに販売されるウィルス対策ソフトで、Windows Mobile 5.0を搭載したPocket PCやスマートフォンに対応する。電子メールやMMS(Multimedia Messaging Service)、メモリーカード、無線LAN、Bluetoothや赤外線接続などを経由したウイルス/トロイの木馬/ワームなどの攻撃から、モバイル機器を自動的に保護するという。新バージョンは、日本語化されたことと、リアルタイムスキャンが可能になったことが特徴。ウイルス定義ファイルなどの自動更新機能や、端末の環境設定/ロック/セキュリティーポリシーなどの適用を1つのコンソールで一元管理する機能も用意されている。

初回導入の料金は、使用端末が5~24の場合は1端末あたり6200円(税別)、2500以上の場合は1端末あたり3000円(税別)。料金には製品ライセンス費に加え、ウイルス定義ファイルなどの更新や、電話などによるサポートが受けられる“ベーシックメンテナンス”1年ぶんのライセンス費が含まれる。

なお、同社が世界各国で実施したというアンケート調査によると、回答した企業の過半数は従業員がスマートフォンを購入使用することを認めているが、総合的なスマートフォンセキュリティーシステムを導入しているのは全体の10%に過ぎないという。またモバイル機器への業務データの保存を認めている企業の8割が、データのセキュリティーを考慮していないとしている。

米シマンテックのモバイルセキュリティ担当マネージングディレクターのポール・ミラー(Paul Miller)氏は、総合的なセキュリティー戦略を策定するためには、デスクトップパソコンやノートパソコンと同じように、モバイル機器も重要なエンドポイントとして保護しなくてはならないと述べている。

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