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キーワードは“きれいな地デジ、便利な地デジ”――日立、個人向けパソコン“Prius T”の説明会を開催

2007年01月15日 20時23分更新

文● 編集部 若林健太

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(株)日立製作所は15日、個人/家庭向けパソコン“Prius”シリーズの2007年春モデル“Prius T”シリーズを発表し、同日東京・千代田区の同社本社で新製品説明会を開催した。製品の詳細はこちらの記事を参照のこと。

20.1インチワイド液晶ディスプレー一体型モデル『AW37W5T』
20.1インチワイド液晶ディスプレー一体型モデル『AW37W5T』

説明会にはユビキタスプラットフォームグループ ユビキタスシステム事業部 パーソナルメディア本部 開発部長の林 昭夫(はやし あきお)氏と、同グループ 事業企画本部 担当部長の小林一司(こばやし かずし)氏の2名が出席し、市場動向と“Prius T”シリーズの説明を行なった。

ユビキタスプラットフォームグループ ユビキタスシステム事業部 パーソナルメディア本部 開発部長の林 昭夫氏
説明を行なったユビキタスプラットフォームグループ ユビキタスシステム事業部 パーソナルメディア本部 開発部長の林 昭夫氏

はじめに林氏が登壇し、市場動向の説明を行なった。まず林氏は地上デジタル放送を受信可能な世帯数について、2004年12月末時点で約1800万世帯(全世帯のうち約38%)だったのに対し、2005年12月末には2840万世帯(同60%)、そして2006年12月末には3850万世帯(同84%)に達し、「全国で地上デジタルの受信が可能になった」とした。また地上デジタル受信機も2006年11月末に約1560万台に達し、地上デジタル放送対応パソコンの普及も進んでいると説明した。

林氏が示した市場動向
林氏が示した市場動向

またブロードバンド契約者数が2006年6月末に約2422万に達したことについても触れ、「放送通信融合のインフラとして、整備が着実に整ってきている状態」とした。

林氏はこのように説明し、“Prius T”シリーズについて「地上デジタルのTVの機能により磨きをかけ、パソコンとTVの2つの機能を持った新製品として仕上げた。“きれいな地デジ”と“便利な地デジ”の2点を目指し『地デジパソコンならPrius』と言われるものにした」と語った。

ついで林氏は、“Prius T”シリーズの特徴について説明し、“きれいな地デジ”については、デスクトップパソコンには“ピクチャーエンハンス機能”を、ノートパソコンには“カラーエンハンス機能”を組み込んだことを挙げ、“便利な地デジ”については、地デジ視聴/録画/再生ソフトの新バージョン『Prius Navigation5』の搭載、新型リモコンの採用、電子ガイダンス『Priusで楽しもう!』の計4つを特徴として挙げた。その内容は以下のとおり。

ピクチャーエンハンス機能/カラーエンハンス機能
デスクトップパソコンには、カラーマネージメント/コントラスト調整/ノイズリダクション/シャープネス補正などを行なう同社独自の高画質化技術“ピクチャーエンハンス機能”を搭載。ノートパソコンには、3つの映像モードを選択できる高画質化技術“カラーエンハンス機能”を搭載する
『Prius Navigation5』の搭載
Windows Vista Home Premiumに搭載されているマルチメディア関連アプリケーション『Windows Media Center』の中に、地上デジタル放送視聴/録画/再生ソフト『Prius Navigation5』を組み込んだ。これにより、『Windows Media Center』で直接地デジの番組表を参照したり、録画予約をしたり、録画番組を再生することが可能。なおVista Home Basic搭載モデルで地デジ対応するモデルには、専用ソフト『PowerCinema Suite』が搭載される。
新型リモコンの採用
従来機種ではMedia CenterのリモコンとPriusのTV機能のリモコンが別々になっていたが、“Prius T”シリーズでは両方の機能を統一した新型リモコンを採用
電子ガイダンス『Priusで楽しもう!』の搭載
動画と音声でWindows Vistaの使い方を説明する電子ガイダンス『Priusで楽しもう!』をWindows Vistaのサイドバーへ組み込み、ワンクリックで呼び出せるようにした

続いて林氏は、“Prius T”シリーズの各モデルの紹介を行なった。ワイド液晶パネルを採用したディスプレー一体型パソコン“Prius One type W”シリーズと、スクエア液晶パネル(解像度1280×1024画素)を採用した“Prius One type S”シリーズの説明では、電源の入っていない状態からワンボタンで地デジ視聴が楽しめる“エコ・ポン・パッ”機能に、地デジ視聴時にワンボタンでOSを起動できる機能が追加されたことなどが紹介された。

質問に答えるユビキタスプラットフォームグループ 事業企画本部 担当部長の小林一司氏
質問に答えるユビキタスプラットフォームグループ 事業企画本部 担当部長の小林一司氏

質疑応答では、「細かい改良ばかりで大きな変更点がないのではないか?」という質問に、小林氏は、「Windows Vistaとの機能の融合という面では他のメーカーより先に進んでいると考えている」と自信を示した。また販売台数の販売目標についての質問には、小林氏は「今回のラインアップでは、全機種で5万台弱を目指している」と答えた。

『AW35W5T』で『Windows Media Center』を表示 地デジチューナーユニットとセットになった『PN39K5T』 地デジチューナー内蔵の17インチ液晶ディスプレー一体型モデル『AW33S4T』
『AW35W5T』で『Windows Media Center』を表示地デジチューナーユニットとセットになった『PN39K5T』地デジチューナー内蔵の17インチ液晶ディスプレー一体型モデル『AW33S4T』
説明会で展示された製品群

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