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フィルタリング連絡協議会、青少年を有害なウェブサイトから守るための“フィルタリングを知っていますか?”を発行

2007年01月11日 20時27分更新

文● 編集部

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フィルタリング連絡協議会は10日、インターネット上の有害情報に起因した青少年の重大事件が多発していることを背景に、青少年をウェブサイトの有害な情報から守るサービス“フィルタリング”を保護者向けに分かりやすく解説したリーフレット“フィルタリングを知っていますか?”を作成したと発表した。

リーフレット表紙リーフレット表紙

同リーフレットは、家庭におけるフィルタリングの普及率を高めることを目的とし、学校や自治体などの公的な場での利用を前提に作成されている。A4カラー4ページの冊子版に加えて、フィルタリング連絡協議会のウェブサイト で無料ダウンロードできるPDF版が提供されている。

フィルタリング連絡協議会は、フィルタリングの普及啓発およびフィルタリング事業者間の情報共有と連携を目的とした協議会。(財)インターネット協会を事務局として、フィルタリングに関わる製品やサービスを提供している企業/団体から構成されている。参加企業/団体は、デジタルアーツ(株)、ネットスター(株)、アルプスシステムインテグレーション(株)、(株)アイキュエス、トレンドマイクロ(株)、サイバーリンクトランスデジタル(株)、(財)インターネット協会。

同協議会では、保護者や教員、子供向けに、インターネットを安全に利用してもらうためのセミナーも実施している。3月まで無料で講師を派遣し、同リーフレットの配布も行なうという。

なお、本リーフレットのアザラシの腕の形の“S”の字は、“Safety Online(インターネットを安全に)”を意味しており、表紙のイラストは有害サイトが存在するネットの“海”から、泳ぎに長けたアザラシが子供を守っているシーンを表わしているという。現在、アザラシに強くて優しいイメージの名前を、インターネット協会の連絡フォームで募集している。

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