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【2007 CES Vol.16】CESの会場で見つけた便利なモノ、トホホなもの(後編)

2007年01月11日 16時26分更新

文● 編集部 小林久

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CESの会場で見つけたちょっと気になる製品集。ここでは、その後編をお届けする。



積み重ねられる、BelkinのWireless USB Hub

スタイリッシュな周辺機器の開発で知られる米Belkin社が自社のブースで展示していたのが、積み重ねられるUSB Hub。製品名としては『USB 7-Port Plus Hub F5U307』となっているが、ケーブルレスで次々にUSB Hubを積み重ねられる。UWBドングルを装着することでパソコンとの間も無線化することが可能だ。ケーブル受けも付いており、デザイン性にも配慮。とかく足りなくなりがちなUSB 2.0ポートをシンプルに追加できるスグレモノである。

USB 7-Port Plus Hub
Belkinが展示していた重ねられるUSB Hub。価格は69.99ドル(約8340円)
分離させた状態
分離させた状態


象が乗っても壊れない!?

……かどうかは、分からないが、米Black Diamond Advanced Technology社の『Swichback』は軍事仕様(MIL-STD)を上回る振動、防塵、防滴、耐高温性能を持つUMPCである(同社サイトの説明より)。

直射日光の下でも見える、5.6インチ(1024×600ドット)の液晶ディスプレーを装備。重量は3ポンド(約1.36kg)。CPUにはCeleron M-1GHzを採用し、Windows XPのほか、Windows MobileやCE、Linuxなどを動作させられる。また、液晶パネルの下には、スタイラスで操作するタッチスクリーンタイプのQWERTYキーボードを装備。無線LANやBluetoothに加え、GPS機能も持っている。

また、HDDの取り外しやバッテリーのホットスワッピングにも対応。背面モジュールを交換してさまざまな機能を追加することもできる。

Swichback
軍事仕様を上回る耐久性を持つUMPC『Swichback』


キュートでパワフルになったPepperPad

PepperPad 3
ピンク色のキュートなデザインが魅力の『PepperPad 3』

昨年のCESにも出展されていた米Pepper Computer社のマルチメディアビューアー『PepperPad』。Linuxベースのいわゆるウェブアプライアンスでありながら、大型液晶ディスプレーやQWERTYキーボード、無線LAN、Bluetooth、1.8インチHDDまで搭載するというリッチな仕様が特徴だったが、今回のCESではCPUが従来のXScaleからAMDのGeode LX800に変更された新製品『PepperPad 3』が展示されていた。説明員の話では従来より10倍速くなったのだという。

さらに、本体カラーも従来のシルバー1色から、ホワイト、ピンク、ブラックの3色が選べるようになった。



完全ケーブルレスのワイヤレスヘッドホン

米国のファブレスメーカーKleerが展示していたのが、コンパクトなワイヤレスイヤホン。無線通信には、同社の開発した無線オーディオモジュール『KLR3012 RF Wireless audio module』を利用。通信方式は、2.4GHz帯を使った独自の方式となっている。iPod nanoに対応した送信部分から飛ばした情報を、左右独立したイヤホンで受信する。

Kleerのワイヤレスヘッドホン
Kleerのワイヤレスヘッドホン

Bluetoothなどを利用した既存のヘッドホンとの大きな違いは、左右のイヤホンが完全に独立し、かつケーブルを一切使用していないこと。また、十分なデータ転送量が得られるため音質も高く、小型ながら約10時間の長時間再生が行なえる点だという。

ヘッドホン部分には、iPod用のイヤホンとよく似たもの(おそらくフォスター電機のOEM品と思われる)が用いられており、デザインもクール。ただし、これはあくまでも製品ではなく、ヘッドホンメーカーがKLR3012を開発するために参考にするリファレンスデザインであるため、実際に製品化される際の形状や機能に関しては異なるという。



ゲーマー向け液晶テレビ

AQUOS for Gaming
AQUOS for Gaming

AQUOS for Gamingの名称でシャープのブースに展示されていたのが、ゲーマー向けの液晶テレビ。“Viper Drive”というゲーム用のモードを備えている。液晶の応答速度も6msと高速だ。……と、こう書くと、液晶パネルの応答速度の話だと理解する読者も多いと思うが、そうではない。

筆者も同行した編集者に聞かされて知ったのだが、ゲーム機からHDMI端子などを経由して取り込んだ映像は、高画質化のための回路を経由したのちにテレビ画面に表示されるため、ごくわずかであるがラグが生じるのだという。

AQUOS for Gamingはこの映像処理をスルーすることで、コントローラー操作と画面表示の間隔をなくせるというわけだ。ゲーム好きの編集者2名に別々に聴いたところ「自分は感じないが、気にする人はいる」そうなので、もともと微々たるラグなのだと思うが、コアゲーマーにとっては、このわずかな差でもなくしたいということなのだろう。

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