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デル、水冷&空冷のハイブリッド冷却機構を採用したハイエンドデスクトップパソコン『XPS 710 H2C エディション』を発表

2007年01月10日 23時55分更新

文● 編集部 永水和久

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デル(株)は10日、個人向けハイエンドパソコン“XPS”シリーズの新製品として、液体ラジエーターと熱交換器の2段階の冷却機構を採用する“H2C(二段冷却)システム”を搭載した『XPS 710 H2C エディション』の販売を同日付けで開始すると発表した。B.T.O.に対応しており、価格は37万5060円から。併せて、1920×1200画素(WUXGA)の27インチワイド液晶ディスプレー『デル 2707WFP』の販売も同日付けで開始する。価格は16万8000円(送料別)。

『XPS 710 H2C エディション』の写真『XPS 710 H2C エディション』

『XPS 710 H2C エディション』は、2006年11月に発表した個人向けハイエンドパソコン『XPS 710』に、液体ラジエーターと電子制御化した熱交換器で構成される水冷/空冷2段階の冷却機構“H2C(Hybrid two-stage Cooling)システム”を搭載したモデルで、従来機種に比べCPUの冷却能力を高めると共に静音化を図ったのが特徴。筐体内に配置されたパイプの中を冷却液がポンプにより循環し、CPUを覆う冷却板で熱を吸収、冷却液が吸収した熱を液体ラジエーターと電子制御化した熱交換器で筐体外部に排出する仕組み。電源容量も750Wから1000Wに大容量化され、高負荷時や複数枚のグラフィックスカードを同時使用する際でも安定した動作を可能にしたという。筐体カラーは従来のブラックとシルバー2色の配色から、ブラック1色のみで高級感を演出したという“オールブラック”に変更されている。

“『XPS 710 H2C エディション』内部の写真 H2Cシステムの写真
『XPS 710 H2C エディション』の内部。真ん中に見えるのが水冷と空冷2段階の冷却機構“H2Cシステム”水冷と空冷2段階の冷却機構“H2Cシステム”。仕組みとしては、筐体内に配置されたパイプの中を冷却液がポンプにより循環し、CPUを覆う冷却板を通り熱を吸収、冷却液が吸収した熱は液体ラジエーターと電子制御化した熱交換器で筐体外部に排出

選択できるハードウェア構成は、XPS 710とほぼ共通だが、CPUがクアッドコアのCore 2 Extreme QX6700-2.66GHzとデュアルコアCore 2 Extreme X6800-2.93GHzの2つに絞られ、Core 2 Duoは選択できなくなった。

ベーシック構成は、Core 2 Extreme QX6700-2.66GHz、1GB(512MB×2)のメモリー(DDR2、SDRAM)、160GBのHDD(SATA、NCQ対応)、CD-R/RW&DVD-ROMコンボドライブ、GeForce 7900 GS(256MB DDR)、Windows XP Home Edition SP2で、USBキーボードとマウスが付属し、価格は38万66100円(送料別)。

佐々木 隆氏の写真
クライアント製品マーケティング本部 プロダクトマーケティング マネージャーの佐々木 隆氏

発表会では、クライアント製品マーケティング本部 プロダクトマーケティング マネージャーの佐々木 隆(ささき たかし)氏が「今回のハイブリッド冷却システムの採用と電源の大容量化により、Core 2 Extreme QX6700-2.66GHzなどの高性能なCPUや複数枚のグラフィックスカードを同時使用する際にも安定した電源の供給と動作が可能。特に、リアルタイムで複雑な演算を必要とするオンラインゲームユーザーにこのマシンをぜひ体験してほしい」と意気込みを語った。

『デル 2707WFP』の写真
『デル 2707WFP』

『デル 2707WFP』は、解像度が1920×1200画素で、コントラスト比は1000:1、応答速度は6ミリ秒(グレー→グレー)/16ミリ秒(黒→白)、輝度は450cd/m2で、上下/左右178度の視野角を持つハイエンド向けの液晶ディスプレー。新たに色再現範囲を拡大した冷陰極管WCCFLバックライトの採用によりカラーガンマ値を92%まで高めたのが特徴で、色の再現性を求める工業デザイナーなどをターゲットにしているという。

表示色数は約1677万色。画素ピッチは0.303mm。水平同期周波数は31k~81kHzで、垂直同期周波数は56~76Hz。映像入力端子はDVI-D(HDCP対応)のほかアナログRGB(ミニD-Sub15ピン)やSビデオなどを装備する。本体にはUSB 2.0×4ポートのHub機能や、コンパクトフラッシュやSDメモリーカードなどに対応した9-in-2メディアカードリーダーも標準で搭載する。

本体サイズは幅634×奥行き243×高さ442mmで、重量は12.5kg。本体ボディーにアルミニウムを採用し、シルバーを基調としたカラーリングで高級感を演出したという。高さ(90mm)、スイーベル(左右40度)、チルト(上21度/下3度)などの調整が行なえる。VESAマウント(100mm)にも対応している。電源はAC100~240Vで、消費電力は最大110W(スタンバイ時2W以下、電源オフ時1W以下)。

独自の固定タグ番号によるサポートサービスが提供され、バックライトを含む本体の3年間保証(24時間の電話によるテクニカルサポート/Eメールサポート付き)が標準で付属する(4年、5年へのアップグレードも有料で選択できる)。

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