プリンストンテクノロジー(株)は9日、液晶ディスプレーを備えたiPod用有線リモコン『PIP-IRCW/PIP-IRCB』と、iPod用Dockを用意する2.1チャンネルスピーカー『SoundWall』を1月中旬に発売すると発表した。
価格はともにオープンで、編集部による予想販売価格はPIP-IRCW/PIP-IRCBが4980円、SoundWallが1万5800円。
PIP-IRCW/PIP-IRCB
『PIP-IRCW/PIP-IRCB』。ホワイトモデルの『PIP-IRCW』とブラックモデルの『PIP-IRCB』が用意される |
本製品のケーブルをiPodのDock端子に、好みのイヤホンをリモコン部分に接続し、リモコンのジョグスティックでiPodを操作しながら音楽を楽しめる。液晶ディスプレーには、再生中の曲名やアルバム名、アーティスト名を表示可能だ(日本語にも対応)。
ジョイスティックからは、再生/一時停止、前後の曲へのスキップ、早送り/巻き戻し、ボリューム調節といった操作を実行できる。また、シャッフル再生のオン/オフや、リピート再生方法の選択もサポートする。
対応iPodは、第4/第5世代iPod(photo含む)、第1/第2世代iPod nano、iPod mini。電源はiPodから供給する。本体サイズは幅65.3×奥行き22.3×高さ14.3mmで、重量が約32g。
サイズは第5世代iPodの約5分の1の大きさ。成人男性の手にすっぽり収まるくらいだ | iPodを再生すると、リモコンの液晶ディスプレーに曲名などに加えてタイムバーも表示される | |
背面にはクリップを用意。写真はクリップを限界まで開いたところ | ジョグスティックを数秒押すことで、シャッフルやリピートを設定できる |
SoundWall
『SoundWall』。写真のホワイトモデル『PSP-MSSSWW』のほか、ブラックモデルの『PSP-MSSSWB』も用意する |
フルレンジ密閉型のフロントスピーカー2基と、パッシブラジエーター方式のサブウーファー1基を内蔵。フロントスピーカーには、小型のドライバーを縦に並べる“VLA(Vertical Line Array)テクノロジー”を採用することで、リスニングポジションを選ばない安定した音質を実現できるという。
スピーカー上部にモノクロ液晶ディスプレーが付いており、第5世代iPod、第1/第2世代iPod nanoでは、再生中の曲を表示することが可能だ。また、第5世代iPodでは、コンポジット出力/Sビデオ出力を経由して、テレビなどにムービーを表示できる。
第5世代iPod、第1/第2世代iPod nanoでは、スピーカー上部にある液晶ディスプレーに再生中の曲名を表示できる | 背面下部には、コンポジット/Sビデオ/ヘッドホン出力、ステレオミニ入力、Dockコネクターといった端子を搭載 |
付属の赤外線リモコンは、前後の曲へのスキップやボリューム調節などに加えて、プレイリストやアルバムの選択にも対応。ただし、本機の液晶ディスプレーにはiPodのメニューが表示できないため、iPodのメニューに並ぶ順番で、プレイリスト/アルバムを飛ばしていくという動作になる。
押しボタン式の赤外線リモコンが付属する | 本体背面の上部にリモコンを収納できる |
対応iPodは、第4/第5世代iPod(photo含む)、第1/第2世代iPod nano、iPod mini。電源には、ACアダプターか単3形乾電池6本を使用する。主な仕様は以下のとおり。
- 出力定格:4W×2(フロント)、15W(サブウーファー) 周波数特性:250~20000Hz(フロント)、120~250Hz(サブウーファー) S/N比:60dB以上 本体サイズ:幅218×奥行き83.8×高さ190mm 重量:約1190g(乾電池、リモコン含まず)
Dock部分を本体側に折り畳んで、よりコンパクトにできる |