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富山富士通、企業向けの個人情報管理ソフト『検出名人 Enterprise Edition』を発売

2006年12月15日 19時17分更新

文● 編集部

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(株)富山富士通は15日、個人情報を検出して管理するソフト『検出名人 Enterprise Edition』を同日付けで発売すると発表した。ライセンス価格は初年度のサポート費用を含み1ライセンスで1万円(税別)、年間サポート費用は6000円(税別)、1000ライセンスで300万円(税別)、年間サポート費用は135万円(税別)。年間サポートにはメールでのQ&A、アップデート版の提供、更新辞書の提供が含まれる。

『検出名人 Enterprise Edition』クライアント側の動作画面
『検出名人 Enterprise Edition』クライアント側の動作画面

同製品は企業内のパソコン(クライアント)の中に存在する氏名/住所/電話番号/メールアドレスなどの個人情報を検出し、検出結果から、削除や移動、暗号化などの対策を行なうことで個人情報の流出を抑止するためのソフト。個人情報一覧ファイルも作成する

検出時には、生成/更新/移動された差分ファイルのみをリアルタイムに検出するため、システム負荷を低減しながら、最新の状況を常に維持できるのが特徴。クライアントの管理状況は管理サーバーで管理/把握でき、検出条件などのポリシーを管理サーバーがクライアントに一括配布することもできる。“人名と住所”“人名と電話番号”など、検出する際に複合条件を設定でき、企業内基準に合わせた設定が行なえるという。またクライアントの管理状況を管理サーバーで集計し、統計情報をExcel形式で書き出すレポーティング機能も用意されている。

EXCEL形式の統計情報
Excel形式の統計情報

対応OSは、サーバーがWindows Server 2003 R2 x64 Edition、クライアントがWindows XP Home Edition SP2/Professiona SP2/2000 Professional(SP4)。

対応機種は、サーバーはEM64T対応のCPU、1GB以上のメモリー、10GB以上のHDDを搭載し、SQL Server 2005 Standard x64 Edition、Excel 2003をインストールしたPC/AT互換機、クライアント側が256MB(512MB以上推奨)を搭載したPC/AT互換機。アクセスするユーザー数またはデバイス数のライセンスとしてWindows Server CALが必要となる。

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