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ピクセラ、OEM提供していたPCカード型ワンセグチューナーを一般販売開始

2006年12月13日 15時03分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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(株)ピクセラは13日、今年春モデル以降の国内メーカー製ノートパソコンなどにOEM供給していたPCカード型ワンセグチューナー『PIX-ST011-PC0』を今月21日に一般販売開始すると発表した。価格は1万800円。同社直販サイト“PIXELA ONLINE STORE(ピクセラオンラインストア)”を通じて販売される。先行予約キャンペーンとして20日18時までに購入予約(振込み完了もしくはクレジットカードの確認)が行なわれ場合は販売開始当日に出荷され(限定500台)、21日以降の受注確定分は今月25日以降に順次出荷予定。

『PIX-ST011-PC0』
今年春からOEM提供されていたPCカード型ワンセグチューナーが一般販売へ。『PIX-ST011-PC0』

PIX-ST011-PC0は、CardBus対応のPCカード型ワンセグチューナー。カード先端に接続する付属ロッドアンテナは360度回転可能で、受信しやすい方向に合わせることができる。付属ソフトは録画/データ放送受信、および字幕/EPG表示が可能な“StationMobile”の2.0版で、対応OSはWindows XP SP2。視聴中番組を接続したパソコンのHDDに録画、および再生が可能。リアルタイム録画のみ対応し、録画予約は不可。また、データ放送は放送波に含まれるBMLの表示に対応し、インターネット経由の相互データ通信コンテンツには対応しない。

アンテナは取り外し可能ノートパソコンの運搬時には、アンテナを取り外すこともできる

この点について同社に確認すると、「PCカードなのでノートパソコンユーザーが多いと想定される。そのため録画開始時間に必ずしもパソコンが起動しているとは限らず、当初はソフトのWindows Vista対応、BMLの通信コンテンツ表示機能の充実を図るべくソフトウェアの改良を行なう。その後に予約録画についても前向きに検討したい」と答えた。特にBMLのコンテンツ表示の充実は、マウス操作への対応も含めて使いやすくするとのこと(現状の放送波に含まれるBMLコンテンツの視聴アプリは矢印キーでの操作が必要)。

“Station Mobile”2.0版の画面
付属視聴・録画ソフト“Station Mobile”2.0版の画面

動作環境は、CPUがCeleron M-1GHz以上、メモリー256MB以上(512MB以上を推奨)、HDD 60GB以上(初期設定では録画時に空き容量500MB以上必要、最小100MBまで変更可能)、DirectX 9.0C対応グラフィックシステムなど。消費電力は約360mW。本体サイズと重量は、幅約54.0×奥行き124.8×高さ11.0mm/約43g。

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