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富士通、300GBの2.5インチHDDユニット『MHX2300BT』を発表

2006年12月12日 19時49分更新

文● 編集部

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富士通(株)は12日、シリアルATA対応の2.5インチHDDユニットの新製品として、容量が300GBの『MHX2300BT』を開発したと発表した。併せて250GBの『MHX2250BT』も販売する。2007年2月末に出荷を開始する。価格は個別見積もりとなる。

『MHX2300BT』
『MHX2300BT』

『MHX2300BT』は、同社の垂直磁気記録方式を採用した第2世代の製品。地上デジタル放送の録画機器用や、デスクトップパソコンの3.5インチHDDユニットの置き換えなどを想定したもので、薄型TVにも搭載しやすいという。読み出し/書き込み時の消費電力も1.6Wに低減されているほか、動作音もアイドル時で2.1ベルズ(bels)に抑えられている。

回転数は毎分4200回転。平均シーク時間は読み出しが12ms/書き込みが14ms。データ転送速度は最大毎秒150MB。バッファーメモリーは8MBを搭載する。耐衝撃性は、動作時が300G(2ms)、非動作時が900G(1ms)。電源はDC5Vで、アイドル時の消費電力は0.50W(スタンバイ時0.13W)。本体サイズは幅70×奥行き100×高さ12.5mm、重量は135g以下。RoHS指令にも対応しているという。

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