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キヤノン、広角ズームレンズを採用したネットワークカメラ『キヤノン ネットワークカメラ VB-C300』を発売

2006年12月05日 20時45分更新

文● 編集部

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キヤノン(株)は4日、水平画角70度のオートフォーカス機能付き広角ズームレンズを採用したネットワークカメラ『キヤノン ネットワークカメラ VB-C300』を2007年3月に発売すると発表した。価格は14万5000円(税別)。

『キヤノン ネットワークカメラ VB-C300』『キヤノン ネットワークカメラ VB-C300』

VB-C300は、水平画角70度を映し出せるオートフォーカス機能付き広角ズームレンズを持ち、パン・チルト機構(水平90度/垂直70度)を搭載したのが特徴。最低照度1ルクスでのカラー撮影(1/30秒時)が可能で、照度によってカラー撮影と白黒撮影を切り替える“デイナイト自動切り換え機能”も装備する。

撮像素子は有効33万画素の1/4インチCCDで、9群11枚構成の光学2.4倍ズームレンズを搭載する。焦点距離はf=3.0~7.2mm(35mmフィルムカメラ換算時24.7~65.5mm相当)、F2.0~3.4。動画の出力解像度は最大640×480ドット(毎秒30フレーム)。通信プロトコルはHTTP/WV-HTTP(独自形式)に対応し、クライアントのIPアドレスの割り当て/回収を自動的に行なうDHCPをサポートする。データ形式はMotion JPEG(動画) 、JPEG(静止画)。同時配信可能なクライアント数は最大15。インターフェースは10/100BASE-TX対応Ethernet、音声入出力、外部デバイスと連動するためのセンサー入出力などを装備する。

本体サイズは幅131.8×奥行き129.9×高さ121.6mm(ゴム足、天井取付用金具除く)で、重量は785g。電源は、“IEEE 802.3af”準拠のPoE(Power over Ethernet)機能を搭載し、Etherbetケーブル経由で給電できる。オプションのACアダプター(DC12V)も利用可能。消費電力は10W(ACアダプター使用時は13W)。天井への取り付けに使用する金具などを同梱している。

アプリケーションソフトとして、ネットワークの初期設定を行なう『VB初期設定ツール Ver.3.0』、カメラのパン/チルト/ズームの制御が可能な『NCビューワー Ver.1.0』、本体のログ閲覧やプリセットの登録などが行なえる『VB管理ツール Ver.3.0』、同社のネットワークカメラ“VB-C50i”シリーズとの併用の際に、ビューワーの切り換えが行なえる『ビューワー切換ツールVer.1.0』が付属する。アプリケーションソフトの対応OSは、Windows XP SP1a以降/2000(SP4)、Windows Server 2003 Standard Edition。

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